続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
PTAB

ひさむらです。

 

先日、米国特許商標庁(USPTO)の審判部(PTAB)に、当事者系レビュー(IPR)の口頭審理の傍聴に行きました。

 

現場は撮影禁止なので、外で一枚だけ写真を撮りました。前日は緊張して眠れなかったようで、目の下にクマができました

 

 

さて、傍聴を予定していた案件ですが、なんと、キャンセル(ドタキャン)になりました。がっかりでした。

 

でも、同じ日に別のIPRの口頭審理があって、そちらの傍聴を経験することができました。ラッキーでした。電気分野(半導体デバイス)なので予習なしでいけました。提出された先行技術がすべて日本人の文献なのも印象的でした。

 

後日アメリカの弁護士の人にキャンセルの話をしたら、「和解したか、ハリケーンの影響か、どちらかだと思う」とのことでした。

 

和解はタイミング的にはあり得るそうです。PTABの口頭審理は当事者から要求があって行われるものなので、そのあたりも含めて駆け引きがあったのかもしれないです。

 

ハリケーンについては・・・たぶんアメリカンジョークだったと思います。

 

 

 

 

| - | 16:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
食事

小貫さんの後任としてDCに駐在する久村(ひさむら)と申します。初回ブログのため、今回は軽めのテーマでいってみたいと思います。ご容赦ください。

 

外国(アウェイ)での生活はいろいろと苦労が伴うため、せめて食事だけでも日本(ホーム)と同じようなメニューにしようと考えています。そうすることで、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン及びミネラル、さらには食物繊維といった栄養素をしっかり摂取できているかどうか判断しやすくなるからです。

 

ちなみに昨日の朝ごはんの写真は以下のとおりです。食材は日によって変わりますが、基本構成は大体同じです。栄養バランスがきちんとれているのかどうか、その結果は、数か月後に分かると思います。

 

| - | 07:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Private PAIR Outage

こんにちは。8月中旬から1ヶ月間駐在することになった小貫と申します。今年の東京がものすごく暑いので、DCがとても過ごしやすく感じています。東京でいうと9月下旬ぐらいの気候でしょうか。1週間に数回、夕立のようなものがあります。

 

さて、私は弁理士資格をもっていますが、事務系、主に所内システムの構築を担当しています。今回の駐在も各事務所の事務管理についてリサーチすることをテーマにしています。

具体的には4〜5つの事務所を1週間単位で訪問して、事務体制、利用している案件管理、期限管理・リマインダの方法、USPTOへの手続書類の準備方法、顧客への報告方法などをヒアリングしています。ちょうど、1つめの事務所(Studebaker & Brackett PC)の滞在が終わったところです。いろいろな発見がありました。

 

ナイスタイミング(事務的にいろいろ勉強できるので)といっては怒られそうですが、先週の水曜日からUSPTO内のデータベースに不具合があり、出願を行うためのWebサービス(Private PAIR)が利用不可能になっています。

3年前にも同様に3日間使えないことがあり、かなり事務手続が混乱したそうです。先ほどもUSPTOのサイトを確認してみましたが、月曜日になってもデータベースの修復が完了しない見込みと書かれていました。

 


 


このような場合には、USの特許事務所はFAX、郵送、直参といった手段で庁手続を行います。

FAXは非常に混み合って、1通の補正書を送付するのに2時間かかったり(実際に駐在先ではそうでした。)、USPTO窓口には長蛇の列ができたりするそうです。

 

実は、Private PAIRによらない出願は、余計にお金が掛かります(条件によりますが100ページ以上の出願で800ドル)。今回の不具合はUSPTOの内部事情によるものだそうですが、その返金があるかについては明言がなされていません。結構大きな額ですので、どのような取扱になるのかとても気になるところです。

 

 

| 特許 | 10:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Cerebrating 10M

先週、ちょっとした用事がありUSPTOへ行きました。前回審査官インタビューのために代理人の方と来たときは、ゆっくり見学する余裕がなく特に気がつかなかったのですが、建物の前の地面を見ると、特許第1000万号を記念する展示があちこちにされていました。

米国特許10,000,000号にまつわるトリビアについてはこちら


第1000万号から、特許証表紙デザインが新しくなっています。

 

歴史的な興味深い特許がいくつかピックアップされて図とともに紹介されています。

月へ行くための宇宙服?

 

ジョブスもいました。

これらは展示のほんの一部です。

 

 

USPTOMadison Buildingに入ると、歴代の特許証表紙デザインが並べられていました。どれも威厳があってかっこいい感じがします。

 

そういえば前回来たときは6月上旬だったので、展示に気がつかなかったのではなく、まだ1000万号に到達していなくて展示そのものがなかったのかもしれません。

 

あっという間に時は過ぎてしまい、帰国当日となりました。

DC付近の知財関係者の皆さん、本当にお世話になりました。次は小貫さんにバトンタッチです。

| 特許 | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
暑中お見舞い申し上げます

日本では記録的な猛暑が続いていたようですね。東京で40℃とは、見たことがない数字です。少し収まったと思ったら、今度は台風ですか。

こちらDCやバージニアでは、この頃の天気のいい日でも、日中最高気温が30℃前後です。数日前まで雨が続いており、最高が30℃未満、最低が20℃未満という日さえありました。随分楽に感じます。

先週辺りに日本の同僚、知人、家族らに連絡を取ると、決まって暑いという話題が付いてきました。涼しいこちらにいることが申し訳なく思えてきます。8月に帰国することが少し怖くさえなってきました笑。

ちょうど先週日本に出張に行ってきたよというアメリカ人弁護士に会いました。一番ひどいときにあたり、本当に気の毒です。。やはり外国人が日本へ行くなら、春か秋が無難です。

みなさまどうぞ熱中症にお気を付けください。

 

| 日常 | 03:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
RBG

駐在事務所の女性弁護士さんに強く勧められて、事務所近くの小さな映画館で「RBG」という映画を観ました。Ruth Bader Ginsburgという、米国最高裁の女性判事の半生を描いたドキュメント映画です。映画の大半は、彼女自身や彼女と関わりのあった人々のインタビューです。

 

彼女は御年85歳にして現役の判事です。大きめの縁の太いめがねと、法廷で黒いガウンの上からつけているレースの襟がトレードマークになっています。

私はこの映画を観るまで、判事の中におばあさんがいるなくらいにしか認識していませんでした(大変失礼!)。しかしこの映画を観て、9人いる判事の中でも、彼女の存在には特に重要な意味があるということが分かりました。

 

映画は重くなく、時々コミカルに描かれ、たまにほろりとさせます。

 

彼女はDissenterとして名が知られています。Dissentというのは、最高裁の判決(多数決)に対して反対意見を述べることです。彼女は毎度のように少数派となり、反対意見を発表してきました。Notorious RBGとさえ呼ばれているようです。Notoriousは、通常あまりいい意味では使われないらしいですが、彼女の場合にはなんとなく親しみをもって呼ばれているようにも見えます。

 

RBGはアメリカでの女性弁護士の先陣でした。彼女が学生当時のロースクールには女性が極めて少なく、彼女がロースクールを出てから就職先を探す際、どこの法律事務所に行っても、「女だから」という理由で採用を断られたといいます。アメリカは男女平等の意識が進んでいる国の1つというイメージでしたが、そんな差別の時代が割と最近まであったことに驚きました。

 

いつも反対意見を述べるというのは、もちろんその意見自体には反対する人も賛成する人もいるでしょうが、臆さないその姿勢自体はアメリカの人々に好意的に受け取られているようでした(少なくとも映画ではそう描かれていました。)。女性の人権について多く戦ってきた彼女の功績を知る人達、特に女性達には、カリスマ的に崇められており、現在ロースクールに通う女子学生達が目を輝かせてRBGの偉大さについて語るインタビュー風景が映画に収められていました。自分がもしアメリカのロースクールに通っていたら、RBGのポスターを壁に貼っていたことでしょう。

 

ネットで彼女の名前を画像検索すると、実際の写真に混ざって、様々なコラ画像も出てきます。名前に”dissent”と付け加えると、よりコラ画像割合が増えます笑。「やってやれ!」「またRuthDissentしてるぞ!」「いいぞいいぞ!」という声が聞こえてきそうです(私の想像です。)。映画では、彼女の顔のイラストに”Dissent”という文字をあしらったTシャツやマグカップなどのポップなデザインのRBGグッズが紹介されていました。どこで買えるのか知りたいです。テレビのバラエティには彼女のモノマネコメディアンまで登場します。何となく黒柳徹子さんを連想しました。とあるアメリカの小学校のヒーローコスプレパーティーで、皆がマーベル映画の主人公やらアニメの主人公やらのコスプレをしている中で、大きなめがねをかけて髪をひっつめにし、黒いガウンに白いレースの襟をつけてRBGになりきった少女が話題になったそうです。この子は将来が期待できると思います。ワンダーウーマンの顔だけがRBGに加工された画像がスクリーンに登場した際には、女性の観客達が歓声を上げていました。

 

現役最高裁判事がアイコン化したことは興味深いし、いい風潮だと思います。日本で裁判官のコスプレやものまねをして、その人と分かる人が何人いるでしょうか。

 

近年では9人の判事の中で保守派がより多くを占め、リベラル派である彼女の意見は、より少数派となりやすくなっています。彼女はまだまだ引退する気がありません。これからは彼女のDissent opinionにも注目して最高裁判決を読みたいと思います。

 

自分の英語力不足により、周りの人達が声を上げて笑っている理由が分からなかった箇所がいくつもあったので、英語の復習も兼ねて、また観たいと思います。

 

RBG.jpg

映画館にあった顔ハメ(メガネは自前です)。HERO. ICON. DISSENTER.

 

| 社会 | 04:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Spring GALA

奥村さんに続いて4月下旬から駐在している近藤と申します。2016年の秋に1ヶ月、昨年秋にJIPA米国研修F2コースへの参加で3週間DCに滞在し、3度目のDCステイとなりました。おかげさまでDC周辺の知財関係の知人が増え、Nice to see you again.と挨拶できることが嬉しく思います。先週末にシアトルでの知財の国際会議に顔を出した際にも、昨年の研修でお世話になった事務所の方にばったり会い、DCでまた会おうという話になりました。

 

ブログのネタに悩んでいる間に月日が過ぎてしまうので、これからは気軽に書いていこうと思います。

現在私が駐在させていただいている事務所は、Morgan, Lewis & Bockius LLPという総合法律事務所です。少し前に、事務所の弁護士を対象としたSpring GALAというイベントに参加させていただきました。週末の夜にホテルの会場で行われ、立食パーティー、テーブル席でのディナー、その後のアフターパーティ−という3本立てでした。

 

氷でできたウェルカム(?)ボード。Cool!

 

弊所にも新年会や花見、有資格者を対象としたイベントなどありますが、 それらと大きく異なるのは、こちらでは職場イベントであっても女性のドレスアップが本気であることです。

ドレスコードとしては、Black Tie(準礼装)か Cocktail attire(Black Tieよりもややカジュアル)で来いと言われ、何かあったときのためにと持ってきた、日本で結婚式でも着られるワンピースを着ていきました。

やや年配の方だとシンプルなワンピースの方もいらっしゃったので、浮いてはいなかったと思いますが、きらびやかなロングドレスの方も多く、長い白いファーをたすきのようにかけている方もいて、それはそれは豪華な光景でした。

日本だと結婚式でもこんなに豪華ではないし、そもそも職場のパーティーでは普段着です。これがアメリカのパーティー文化かと思いました。

 

今回はモルガンルイスのワシントンDCオフィス全体のイベントなので、普段お世話になっている知財以外の部門の方やその配偶者の方たちとも話をする機会が得られ、盛り上がりました。

 

テーブルでのディナー時には、プロの人たちによるちょっとした催しものがあり、モルガンルイスのDCオフィスのヘッドが誘拐されたという設定で、各テーブルでクロスワードパズルを解き、その居場所を突き止めるというゲームもありました。ヘッドは実際にそのゲームが終わるまで別部屋に隠れており、お茶目な一面を見せていました。

 

さらにアメリカらしいのは、食後のアフターパーティーで好き好きに踊っていることです。

ここに写っているのは演奏者を含め一部プロのエンターテイナーの方たちですが、このアフターパーティーの部屋に入るのも若干の勇気が要りました。同席した日本人トレーニーの方と雰囲気を味わうために一瞬だけ見学して、その場を後にしました。

 

創英では、ダンスやドレスアップは難しいと思いますが、氷のボードくらい真似してみてもいいかもしれません。

| エンターテイメント | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アメリカの食事

こんにちは、奥村です。

 

こちらは3月に入っても寒い日が続いています。昨日(3月21日)は大雪の影響で政府機関が閉鎖となりました。東京と同じようにDCの人はあまり雪に慣れていないらしく、雪が積もると交通が麻痺してしまうことがあるようです。ちょうど日本の祝日と重なったこともあり、日本の業務にあまり影響はなさそうですね。

 

さて、今回はアメリカの食事についてです。こちらでは、レストランで出てくる一人前が驚くほど大きいのですが、駐在先の弁護士に誘ってもらったステーキハウスのステーキも日本人には驚く大きさでした。その弁護士の勧めもあり、私は、20オンス(567グラム)のステーキに挑戦しました。写真の通り日本では中々お目にかかれないサイズでした。肉は柔らかく非常に美味しかったのですが、前菜やサイドメニューに手を出してしまったこともあり、残念ながらあと一歩のところで完食を逃してしまいました。

 

ちなみに、一緒に行った弁護士の一人は過去には40オンス(1133グラム)以上のステーキを食べたこともあるそうで、22オンス(623グラム)のステーキを楽々と完食していました。アメリカ人が逞しいのも当然だと納得させられました。

 

その日の夜は食べ過ぎでぐったりしてしまいましたが、アメリカの食文化を体験する良い機会になりました。

 

| 日常 | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Winter Storm

こんにちは。奥村です。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、先週の金曜日(3/2)にアメリカ東海岸は大きなストームが発生し、その影響で政府機関が閉鎖されました。DCでは記録的な強風が観測され、一部エリアでは停電も発生したようです。政府機関の閉鎖に合わせて多くの事務所もクローズしたのですが、頑張って出勤したにも関わらず、作業中に停電でPCの電源が切れるという不運に見舞われたアトーニーもいたそうです。私も、当日は最高裁判所を訪問する予定があったのですが、キャンセルとなり自宅で勤務していました。

 

この週末はストームの名残なのか強風が続いていましたが、今日、週明けの月曜日は寒いながらも晴天で爽やかな一日となりました。

 

さて、今更な感じはしますが、今回は私の駐在先の事務所についてご紹介させていただきます。

 

こちらがお世話になっているDrinker Biddle事務所です。DCで多くの法律事務所が集まっているK Street沿いに位置しています。

 

 

建物は築100年を超える古い建物ですが、去年リノベーションをしたそうで内装はモダンでお洒落なデザインとなっています。

 

幹部用の会議室です。写真には写っていないのですが、暖炉もついていて映画に出てきそうなかっこいい会議室です。

 

 

各フロアにはキッチンが設けられています。コーヒーが飲み放題なのが嬉しいです。

 

 

大変ありがたいことに、私のオフィスを用意していただいています。元々は創英USAのジョンさんが駐在中に使用していたオフィスなのですが、引き継がせてもらいました。机の上にビール瓶が写ってしまっていますが、これは私物ではなく引き継いだもののひとつです。

 

 

こちらの事務所では、毎週金曜日の朝にベーグルデーと称して、ベーグルとドーナッツが所員に振る舞われます。私は甘党なので、毎週密かに楽しみにしています。前回は、午前と午後用に二つ確保させてもらいました。

 

 

所員の皆さんは、みなフレンドリーで親切なので居心地よく駐在させてもらっています。特に、こちらのアトーニーからは、レクチャーを受けたり、週末に遊びに誘ってもらったりと大変お世話になっています。

 

早いもので駐在も1ヶ月あまりを残すだけとなりました。帰国が近づいてきて若干焦りもでてきていますが、まともな成果を報告できるように積極的に行動していこうと思います。

| 日常 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Ash Wednesday

DC駐在中の奥村です。先週の2月14日はバレンタインデーでした。こちらでは、日本のように義理チョコを配るという習慣はありませんので残念ながらチョコレートをもらう機会はありませんでした。

 

そんなバレンタインデーに、あるケースについてディスカッションするためにアトーニーのオフィスを訪問したのですが、振り返ったアトーニーの額が何かを塗りたくったように真っ黒に染まっていることに気がつきました。一瞬、プリンタのトナーが間違って付いたのかとか、白髪染めに失敗したのかなどと色々な想像が頭を駆け巡ったのですが、額をどうしたか聞くと、今日はAsh Wednesdayなのだと教えてくれました。

 

聞いてみるとAsh Wednesdayは年に一度行われるカトリックの宗教行事で、写真のように教会で額に十字に灰を塗ってもらうそうです(彼の場合、触ってしまったのか額の大部分が黒く汚れていました)。

 

 

特に敬虔なカトリック教徒の方のみがやるらしいのですが、確かに帰りのメトロで観察してみると額に灰をつけている人を数人見かけました。彼のおかげでこちらの文化を学ぶことができました。白髪染めに失敗したのかなどと失礼なことを言わなくてよかったです。

 

| 日常 | 07:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< October 2018 >>
+ SELECTED ENTRIES
+ CATEGORIES
+ LINKS
+ ARCHIVES
+ RECENT COMMENTS
+ MOBILE
qrcode
+ PROFILE
+ OTHERS
このページの先頭へ