私のDC駐在生活もそろそろ終わりです。
今回のDC駐在生活の一つの目標にパテントバー試験の合格がありましたが、
コロナの影響等もあって滞在期間中に合格することはむずかしくなってしまいました。
次の機会にまたチャレンジできればと思っています。
このことはとても残念でしたが、駐在自体はとても有意義で充実していました。
駐在生活をとおして、アメリカ特許実務の理解を深めることができたとともに、
米国弁護士等と良好な関係を築くことができました。
仲良くなった米国人弁護士とは外出規制中でもウェブ会議等で、頻繁にやりとりしており、
先日は、日本風のカレーを作ったから味見をしてくれ、と言われ、手作りカレーをおすそ分けしていただきました。
半年ぶりぐらいに食べる日本風のカレーは最高でした。
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ワシントンDC駐在中の福島です。
ワシントンDC近郊には、ラーメン店が多数あり、
日本人滞在者だけでなく、現地の方からも人気を集めているのをご存知でしょうか。
先日、現地でも有名になっているラーメン店に行き、とんこつラーメンと餃子をテイクアウトしました。
新型コロナの影響で、現在はテイクアウト又はデリバリーのみの提供となっていますが、
この店では、日本人シェフが提供する本格ラーメン、つけ麺等を堪能することができます。
現地グルメサイトでも高い評価を得ているだけあって、ラーメンは格別でした。自粛期間のストレスも一気に解消されました。
今後、事態が落ち着き、ワシントンDCで日本食が食べたくなったら、
現地のラーメン店を試してみることをお勧めします。
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ワシントンDC駐在中の福島です。
写真は本日(2020/4/6)朝撮影した滞在中のアパートからの写真です。
アパートの近くには、テニス場等を備える公園もあります。
写真からは見えにくいですが、新型コロナウイルスの影響で、すごく人通りが少なくなっています。
私も原則在宅勤務しており、現地事務所の弁護士等との打ち合わせは、すべてウェブ会議システムを利用して、リモートで行っています。
ウェブ会議システムについて以前は少し抵抗がありましたが、使いなれると、予想以上に便利で快適であることに気づかされます。
新型コロナウイルスの影響が落ち着いてからも積極利用を検討したいと考えています。同じ考えの人も多いのではないでしょうか?
最近では、現地事務所の弁護士等とウェブ上で映像を共有しながら、リモートで夕食をご一緒したりもしています。
大変な状況かと思いますが、皆様もお体お気を付けください。
]]>先日、駐在先事務所のエチオピア出身の方とエチオピア料理を「インジェラ」を食べに行きました。
「インジェラ」は、写真左下のようなクレープ状の生地で、
各種具材(肉、野菜、豆等が使われていました。)をまいて食べます。
右手で食べるのがルールのようです。
とてもおいしく、個人的には、きざんだ生肉をそのまままいて食べるのがお気に入りでした。
とてもおすすめですので、機会あればぜひお試しください。
米国のワシントンDCエリアには、様々な国出身の方が滞在しており、かなり国際色豊かな印象を受けています。
アメリカ人に限らず、様々な国出身の方と交流できるのもワシントンDC駐在の大きな魅力と感じました。
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新たな駐在者として、2019年12月下旬からワシントンDCに駐在しています。
今回の駐在の目標の一つに、米国パテントエージェント試験の合格があります。
先日、米国特許商標庁(USPTO)に試験の申請書類を提出してきました。
提出した時期がクリスマスシーズンであったこともあり、入ってすぐの場所に巨大なクリスマスツリーがありました。
試験に関することも含め、今後、随時ブログを更新していく予定です。よろしくお願いします。
ホームであるDCでの初戦(いわゆるホーム開幕戦)ということで、さぞやたくさんの観客が来ているだろうと思いきや、意外とそうでもなく、スタジアムには空席が目立っていました。後で聞いた話では、ウィザーズが強くないからそんなにお客が入らないということのようです。
しかし、先日のホーム開幕戦はちょっと違いました。なんと159対158という高得点試合。合計317点は、1点差で勝負が決まった過去のNBAの試合の中で最高得点だそうです。試合中は凄まじい盛り上がりで、ワシントン×バスケット=八村選手というミーハー心で参加した私でも最後の最後までどきどきわくわくしながら楽しむことができました。
さらに、ちょうどその日、ワシントンDCのベースボールチームであるワシントンナショナルズのワールドシリーズ最終戦が行われていたため、バスケットボールの試合終了後には、試合会場であるキャピタルワンアリーナでワールドシリーズが生放送されました。史上初のワールドシリーズ出場ということだけでも相当な盛り上がりを見せていたのですが、ナショナルズがワールドシリーズ優勝という快挙を達成し、会場の外はお祭り状態でした。
3カ月間という短い駐在期間でしたが、運がよかったのか、たくさんの貴重な経験をすることができました。
]]>ワシントンDCに駐在したからには是非一度は行っておきたい。ということで、先日行ってきました。ニューヨークです。
上の写真は、911の追悼ライトアップの様子です。
・・・はい、もう1カ月以上前になりますね。ブログの更新が遅れてしまいすみません。それでも、やはりこの写真は共有したいと思いブログに載せさせていただきました。私は、ちょうど9月11日にワールドトレードセンターの跡地を訪問することができたのですが、その際には、まさにこの場であのような悲惨な出来事が起こり、大勢の方々が犠牲になったのだということを思い、何とも言えない苦しい気持ちになりました。あれから18年が経ち、跡地には911メモリアルミュージアムが建設されています。当日は残念ながら閉館となっていたのですが、当時の様子を知ることができる貴重なミュージアムなようですので、次回は訪問したいと思います。
話は変わりますが、最近私の周りではボルダリングがちょっとしたブームになっています。2020のオリンピック種目に選ばれたこともあり、聞いたことがあるという方も多いのではないかと思うのですが、こちらではそこまで知られたスポーツではないようです。代理人から趣味を聞かれる度に「最近ボルダリングにはまっている」と伝えるのですが、おおよそ「Ha?」か「What?」と言われます。とはいえ、DC近辺にもいくつかボルダリングジムがあります。
写真はペンタゴンシティというDC中心から程近いところにあるジムで、それほど土地代が安いわけではないと思うのですが、ザ・アメリカといわんばかりの広さです。壁を登って何が楽しいんだと思われる気持ちはよくわかります。が、やってみるとこれがなかなかおもしろく、登れた達成感はストレス解消につながり、更には弛んだ体が引き締まるという特典付きの素晴らしいスポーツですので、皆さん是非一度チャレンジしてみてください。最終的にはブルックリン橋の垂壁ですら登れるようになれるかもしれません。
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ワシントンDC駐在者の財部です。
先日、USPTOと、USPTOのすぐ近くにあるバージニア州東部地区地方裁判所を訪問してきました。
上がUSPTO(内部)、下が地裁(外部)です(USPTOの外からの写真は撮り忘れてしまいました。。。)。
USPTOのオフィスはD.C.から少し離れたバージニア州のAlexandriaというところにあります。このAlexandriaまではD.C.からメトロでアクセスできるようになっており、割とアクセスしやすいのではないかと思います。ちなみに、私がこちらに来てからはずっと駅が不能となっていましたのでおそらく車かバスでしかアクセスできないような状態だったのですが、つい最近復活したようです。3カ月間にわたる改修工事だったらしいですが、駅が3カ月間も不能になるとは・・・東京の便利な暮らしに染まってしまった私の感覚からすると驚きです。
最近は、審査官の在宅勤務が進んでいることやUSPTOのサテライトオフィスが各地にできていること等が理由で、実際にはAlexandriaのメインオフィスにはあまり人がいないらしく、対面(インパーソン)での面談よりも電話での面談が主流になってきているようです。どちらがいいのか、ということについては、インパーソンが絶対にいいよという代理人もいれば、電話でも何も問題ないという代理人もいますのでなんともいえませんが、まあ、ケースバイケースなのでしょうね。もう少し情報収集してみます。
ところで、個人的にはちょっと驚きだったのですが、USの審査官はかなりフランクです。日本の審査官が・・ということを言いたいのではないですが、例えば、USの審査官の中には、ジーパンにポロシャツ姿で「やっほー」と声をかけてくるくらいの感じの人もいます。ある代理人からは、「ぴっしりスーツで決めて審査官面談にいかないこと」というアドバイスを受けたくらいですので、やはりちょっと日本とは雰囲気が違うと思います。ということで、もし審査官面談でUSPTOを訪問されるのであれば、カジュアルよりの服を一着用意しておくといいかもしれません。
早いもので残り1カ月半ですが、やり残しのないように楽しみたいと思います。
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さて、初めてのD.C.訪問に加えて久しぶりの一人暮らしということで、日々様々なトラブルに見舞われながらもなんとか駐在生活を送っております。
トラブルというほどではないかもしれませんが、到着初日にもちょっとハラハラさせられるイベントがありました。無事入国を完了し、「さあ空港から脱出するぞ」というところです。脱出手段については、メトロかタクシーがあるよ、タクシーはちょっと高いけど最初はタクシーが簡単だよ、配車サービスならもっとお安くすむよ等々、ありがたいアドバイスをいただいていましたので、ここは迷わずタクシー(某配車サービス)を選びました。
が、、、何故か既に到着しているはずのタクシーが見当たりません。そうこうしているうちに電話がなり、仕方なく電話に出ると、謎の言語が聞こえてきました。よくよく聞くと英語なのですが、訛り強め且つ高速で、おおよそ理解不能です(ドライバーさん、すみません)。うまく通じているのかよくわからないまま何となくの雰囲気で話を続けた結果、不思議なもので何とか意思が疎通し(?)、無事タクシーに乗ることができました。結局、空港が3階建てになっており各階の同じ位置に出口があったため、GPSが階数を間違えて表示していただけだったのですが、早速の洗礼に意気消沈です。皆さん、D.C.にお越しの際はお気を付けください。ダレス空港は3階建てです。
ところで、駐在先の事務所は駐在者によって様々ですが、私が駐在させてもらっている事務所は、ホワイトハウスに程近いD.C.中心部に位置しております。私のアパートからはメトロで通勤するのですが、今週は朝8時台であるにも関わらず座ることができました。いやいやこれはいいと思っていたのですが、駐在先の代理人によれば、今は夏休みシーズンだから混んでいないだけで来週くらいからは大変だよとのこと。まあそうですよね。
そういうこともあってか、D.C.のメトロは朝の出勤時間帯と帰宅の時間帯の運賃が高く設定されています。D.C.では自分なりに時間を調整して働いている人が多いようで、日本よりもフレックスな働き方が浸透しているように思います。特に金曜日は家族と過ごすために自宅で働く人も多いらしく、電車や道路は比較的空いています。在宅勤務については賛否両論ありますが、なかなかいい制度ではないかなと個人的には思っています。
せっかくですので、私が駐在させていただいている事務所の雰囲気をご紹介しておきます。この事務所は最近お引越しをしたらしく、以前の入居先よりも綺麗になっているとのことですが、本当に、申し訳ないくらい贅沢な環境です。
こんな感じのベランダや、
こんな感じのオフィスがあります(私がお借りしているオフィスです)。
多分にもれず、コーヒー等は無料です。これから3カ月間、楽しませていただきます。
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駐在初日に、駐在先事務所の弁護士の方に、上の写真のパネルをプレゼントして頂きました。
米国ではいろいろな絵柄のクォーター(25セント硬貨)が発行されており、
過去には、各州にちなんだ何かが裏面に描かれたものが発行されていたそうです。
例えば、ニューヨーク州では自由の女神が、ハワイ州ではカメハメハ大王が描かれています。
(参考:Wikipedia「50州25セント硬貨」https://ja.wikipedia.org/wiki/50%E5%B7%9E25%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%88%E7%A1%AC%E8%B2%A8)
上記パネルには米国の地図が描かれており、各州の位置にクォーターをはめるための穴があいていて、
収集したクォーターをはめていくことができるようになっています。
日本でいう都道府県パズルのようなものでしょうか。
アメリカの州の名前や位置にはあまり馴染みがなかったのですが、
新しいクォーターを手に入れる度に、位置を確認しつつ穴にはめたり、その州に関する説明を聞いたりしたことで、
各州について(少しですが)知ることができました。
写真のとおり、ほとんどの州のクォーターがはまっているのですが、
ワシントンDCとヴァージン諸島のクォーターは集められていません。
そうこうしているうちに、今日の駐在最終日を迎えてしまいました。
ヴァージン諸島は仕方ないかという気持ちですが、駐在先のワシントンDCが見つけられなかったのは残念です。
また次回ワシントンDCに来たときの楽しみとしてとっておこうと思います。
]]>先日パテントエージェント試験を受験し、無事に合格することができました。
このブログで受験を宣言し、自らにプレッシャーをかけたのが功を奏したように思います。
現在はUSPTOのWEBサイトに名前が掲載され、この者のモラルや倫理に問題があればUSPTOに通知するようにとの旨が公示されています。
期限の7月26日まで、何も通知されないことを祈ります。
下の写真は、試験勉強の疲れを癒やすべくナイアガラの滝を訪れたときのものです。
写真左側に写っている青色の遊覧船に乗ると、滝つぼのすぐそばまで行くことができます。
上から見ているとそうでもないのですが、
下の写真のとおり、滝つぼ近くではものすごい水しぶきです。
遊覧船は「霧の乙女号」といいますが、霧というより、どしゃ降りです。
マイナスイオンで癒やされるといった感じではありませんでしたが、
清々しいほど水を浴び、これはこれでスッキリすることができました。
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先日、受験を許可する旨の通知を無事に受け取ることができました(合格した訳ではありません)。
まだ受験が許可されただけなのですが、一安心しました。
というのも、前任の弊所駐在者もエージェント試験に合格して帰国したのですが、当該駐在者は受験許可を得るまでに3度も拒絶され(特許出願の審査のようですね)、帰国直前にようやく受験できたとの過去があり、受験許可を得られるかどうか不安だったからです。
そのような事情を聞いていたので、通常は郵送で申込をするのですが、今回はUSPTOまで直接書類一式を持って行って来ました。受領窓口のようなところで簡単に書類を受け取られるだけかと思っていたのですが、守衛さんに願書を持って来た旨を伝えると、建屋の中に入れてくれ、該当部署のカウンターで受付の方に直接提出することができました。また、受付の方に「ちょっと書類に不備がないか心配で誰かに見て欲しいんだけど」と伝えると、担当者の人を呼び出してくれ、その担当者が書類をざっとチェックしてくれました。
こちらは心配で色々と質問しているのに「大丈夫そうよ!」と軽い感じで返され文化の違いを少し感じましたが、この辺りで一安心しました。その後、1週間ほどで上記通知が郵送されて来て、無事に受験許可を得ることができました。
写真は、前任の駐在者から譲り受けた問題集です。
相当なボリュームですが、かなり使い込まれた様子です。
合格を報告できるように、勉強がんばります。
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新たな駐在者として、4月中旬にワシントンDCに到着しました。
到着直後は何かとバタバタしていたのですが、
数週間が経ち、ようやくこちらでの生活にも慣れてきました。
これから随時ブログを更新していこうと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、こちらに到着してはじめに感じたことは、
「暖かい!」ということです。
実はワシントンDCに駐在するのは初めてではなく、
2015年にも約1ヶ月ほど駐在したことがあります。
ただ、そのときは2月で、記録的寒波のために凍えるような日々が続き、
外を数十mほど歩くのにも心の準備が必要なほどでした。
(辛い記憶です。。)
そのため、私の中ではDCは寒い所というイメージだったのですが、
今回は到着した日に既に30度近くまで気温が上昇して、
そこら中を半袖半パンの人たちが歩いており、全く違う街のようでした。
その日はたまたま暖かい日だったようで、
その後は日々寒くなったり暑くなったりもしていますが、
おおむね過ごし易い日が続いています。
写真は、そんな天気の良い日に国立動物園に行ったときのものです。
国立動物園もスミソニアン博物館の一部のため、何と入場無料です。
駐在先の事務所の弁護士には、
めちゃくちゃ混んでただろう!と言われましたが、
日本と比べればそれほどでもなく、ゆっくりと見て回れました。
流石に人気のパンダの前には人だかりができていましたが、それでも、
おいしそうに笹を食べ続ける姿を十分に楽しむことができました。
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ワシントンDCもすっかり春の装いとなり、日によっては半袖でも暑いくらいです。そして早いもので、私のDC駐在生活も最終日となりました。駐在先の事務所の方々をはじめ、セミナーやイベントにご招待いただきました皆様、駐在仲間の皆様、3か月という短い間でしたが今までありがとうございました。
さて、DCでは桜祭りが佳境を迎えております。駐在生活の最後に、DCの桜を眺めながら観光名所を散策してきました。
桜の方は満開を少し過ぎてしまったようですが、お天気もよく、Washington Monument周辺には多くの観光客が桜を楽しんでいました。
Tidal Basinの桜は圧巻です。
リンカーン記念館まで歩きました。リンカーンの視線の先には・・・
Washington Monumentと国会議事堂があります。この辺りは街並みが本当にきれいです。
来週から日本での通常業務に戻りますが、駐在中に得た経験を活かして今後の業務に役立てていければと思っております。
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3月も終盤となり、ワシントンDCもようやく春らしい気候になってきました。街中の桜も咲き始めています。
桜祭りも開催されることもあり、この時期のワシントンDCは、一年のうちで観光客が最も多く集まる季節だそうです。
DC市内を散歩するにはよい季節となりました。
さて、DC市内を散歩していると、そこはさすがアメリカの首都、多くのクラシックな建築物を見ることができます。今回は、世界一のコレクション数を誇る議会図書館(Library of Congress)の見学ツアーに参加しました。
図書館とは思えないクラシカルな外観です。場所はキャピトルヒルにあり、国会議事堂や最高裁判所の近くです。
中に入ると、、、
これまた図書館とは思えない、荘厳な内装です。実際ここには、書籍だけでなく、写真、楽器、地図、マイクロフィルムなど様々なものがコレクションされており、さながら博物館といったところです。
写真は載せられませんでしたが、閲覧室の雰囲気も圧巻でした。このような雰囲気で読書などをしたら調べものもはかどるのでしょうか?見学ツアーではなく、実際に図書館を利用してみたいと思ったのでした。
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