続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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米国事務所でのレクチャ
渡米して、1週間が経過しました。 今回の研修の目的の一つに、米国の各事務所で行われているレクチャに出席して、特許実務に関する知識を深めるということが挙げられます。早速、昨日に、アレキサンドリアにある法律事務所で開催されたレクチャに参加しました。

このレクチャは、主に海外からの研修生向けに行われているものです。出席者は全て日本人の方で、初めてお会いする方も何人かおられました。普段、お客様以外の知財関係の方とは、なかなかお会いする機会がない(そういう活動をしていないから?)のですが、こちらでは、たくさんの日本人ともお会いして、交流を深めることができます。帰国しても、築いた関係を維持していきたいものです。

レクチャは約1時間で、その後、法律事務所の方に、事務所の周辺を少し案内して頂きました。アレキサンドリアには、USPTOがあります。この周辺は、私が滞在している事務所のあるワシントンD.C.に比べて静かで、落ち着いた町並みです。USPTOには、一般人も利用できるレストランがあり、ランチが食べられるとのことです。今度トライしてみようと思います。
| 特許 | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
米国での生活を始めました
 前任者に引き続いて、米国ボールストンでの生活を開始しました。これから約3ヶ月、ワシントンDCの特許事務所に滞在して、特許実務の研修、及び特許事務所訪問等を行う予定です。渡米して3日が経過し、少しずつ時差ぼけも解消しつつあります。今回は入国時のエピソードを綴ります。

米国への入国審査では、滞在期間が三ヶ月と比較的長く、渡米の目的が商用であったためか、渡米の目的や、米国で何をやるのか等をしつこく聞かれました。幾つかやり取りした後、今回滞在する米国の特許事務所とのやり取りのレターを見せて、納得してくれました。

その後、Baggage claimで無事に自分の2つのスーツケースを回収し、列に並んで、税関申告書を渡して通過しようとすると、呼び止められ、他の方とは違うエリアに誘導されてしまいました。誘導されたエリアには検査台があり、そこで、すばらしい体格をお持ちの検査官の方に、また、色々と質問を受けました。今回も、上述のレターを見せて、渡米の目的や私の給料を誰が支給するのか等を説明し、ようやく納得。と、思いきや、私のパスポートの過去の渡航履歴の一つを指差して、これはどこの国か?という質問。それを見ると、なんと約2年前に行ったロタ島のはんこでした。ロタ島ってアメリカなのに知らないの?と思いつつ、ROTA Island(正確にはアメリカ合衆国自治領北マリアナ諸島というのですね。英訳は分かりません)と応えると、どこにあるのか、との質問。 日本からの所要時間や、グアムの近くであることを伝えると、ようやく納得してくれました。

ということで、長くなってしまいましたが、結局は、米国の特許事務所との研修に関するやり取りのレターを持っていたから、何とかなったのかなと思います。

| - | 00:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
帰国
 明日のフライトで帰国します。慣れ親しんだボールストンを去るのは少し寂しいですが、もうすぐ日本食が食べられると思うと楽しみでもあります。直行便で14時間の長旅をなんとか乗り切りたいです。
| 渡米 | 21:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ボルチモア
日曜日にボルチモアのインナーハーバーに行ってきました。

インナーハーバー 横浜のみなとみらいを縮小したような感じです。近くには野球場があります。ボルチモア・オリオールズの本拠地ですね。


水族館 写真のガラス張りの建物は水族館です。なかなか立派な水族館で、いろいろな種類のサメを飼育しているのが特徴です。イルカショーを行うプールもあります。


イルカショー プールそばの座席はSplash Seatと呼ばれ、水で濡れることが前提の席です。イルカが跳ねるせいで濡れるのかと思いましたが、お姉さんが手で客席に水をかけるのでした。傘をさして防ぐ観客もいて、なかなか楽しいショーでした。

 このほか、水族館には3Dならぬ4Dの映画が見られるミニ劇場もあります。3Dの映像に加え、場面に応じて水や泡などが本当に飛んでくるという仕掛けつきの映画です。

期間限定の名物 夜は近くのレストランでソフトシェルクラブを食べました。甲羅が固くなりきっていない蟹を丸ごと揚げたものです。食べられるのは夏の終わりまでなので、これが今年のラストチャンスだったかもしれません。
 
 米国滞在の最後の日曜日でしたが、充実した一日でした。

| 日常 | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Pastry

私が駐在する事務所では、毎週金曜日の朝にペーストリー(Pastry)が出され、自由に持っていくことができます。

ずらーり ペーストリーとは、ドーナツ、ベーグル、カップケーキといった、粉を練って焼き上げた食べ物のことです。

 テーブルの奥にあるのは、ベーグルにつけるクリームチーズです。

 どれも美味しいですが、私はチョコレートのかかったドーナツが特に好きでした。たぶんDunkin Donutsのものだと思います。

やはり女性の方がよく取りに来てらっしゃいました。男性の弁護士はけっこう体に気を使っている人が多いので、あまり食べないようです。

| 日常 | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最後の週末
このところ朝夕が涼しくなってきました。だんだんと秋に近づいているようです。半袖を着る機会も少なくなりました。

明日から米国での最後の週末を満喫してきます。
| 日常 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ダレス空港からの移動
ダレス空港には地下鉄などの電車類は通っていませんので、そこからの移動には車を使うことになります。私の住むBallstonまでタクシーを使ったときは、チップ抜きで46ドルでした。時間にして30分ほどです。

もっと安い移動方法として、シャトルバスを使う方法があります。ダレス空港から地下鉄オレンジラインのWest Falls Church駅行きのバスが30分に1本の頻度で出ています。日本の観光バスと同じ大型のバスで、なかなか乗り心地はよいです。これが片道10ドルです。料金は乗り場近くのブースで払います。

West Falls Church駅からBallston駅までは2駅なので、地下鉄運賃を合わせても12,3ドルと、かなり割安に移動することができます。

シャトルバスは往復チケット(Round Trip Ticket)も販売しており、こちらは18ドルです。有効期間は6ヶ月なので、短期の出張の行き帰りなどはこちらの方が得です。

なお、West Falls Church駅からもダレス空港行きのバスが出るわけですが、ここでバスを乗るときは料金を払う必要がありません。乗り込んだ後、あるいは乗るときに、支払いを現金にするかクレジットカードにするかを聞かれるだけです。実際の支払いは、空港についてからとなります。往復チケットにするときは、この支払時に申し出てください。

ダレス空港そばのスミソニアン航空宇宙博物館・別館にも、シャトルバスを使って空港まで移動し、そこから博物館行きのバスに乗れば、比較的割安にたどり着けます。

難点をあえて挙げるなら、運転手に愛想が一切ないこと。別に不機嫌なわけではないので、そういうものだと割り切って接してください。
| 渡米 | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Ted's 三度

Ted's Montana Grillに再び行ってきました。バイソンの味がいま一つだったことに、どうしても納得がいかなかったためです。もう一度確かめたい。そう思ってランチ時に行くと、うってつけのメニューがありました。

デュオです デリシャス・デュオ。バイソンとビーフのミニハンバーガーが一つずつ出てきます。味を比較するのにもってこいです。これで8ドル。旗の立っている左側のハンバーガーがバイソンです。焼き加減は指定できなかったのですが、見た感じではミディアムです。

どちらも良い焼き加減です 食べてみたところ、今回はバイソンにしっかりと肉の旨味が感じられます。前回の淡白な味は、焼き加減がミディアムレアだったせいかもしれません。ビーフも同じように旨みがありますが、今回はバイソンの方がより豊かな味わいというか、旨みを強く感じます。

 というわけで、バイソンも美味しいです。ビーフより2ドル高いですが、低脂肪ですので、健康に気を使う方はどうぞお試しあれ。

| 日常 | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
クラブハウス
カニの山 こちらの弁護士に、クラブハウスというレストランに連れていってもらいました。ご覧のとおり、ゆでたカニが山のように出てくるところです。

 
粉砕します ここでは、殻をハンマーで叩いて粉砕し、手で身を取り出して食べます。殻のかけらや身がそこら中に飛び散りますので、綺麗な服装で行くことはできません。

 カニの身は、くせがなく、甘くて美味しいです。カニの表面にはシーズニングがいっぱいかかっていて、甘い身との相性が抜群です。

そこらじゅうでハンマーを叩く音が聞こえて、なかなか賑やかです。ハンマーで叩いて殻を割り、手で身を取り出す作業は意外に楽しいです。こんなに体が汚れるレストランは日本ではめったにお目にかからないので、貴重な体験でした。
| 日常 | 03:39 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
セミナー

こちらでの主な活動は、様々な事務所で開催されるセミナーへの参加でした。私が参加したセミナーは、いずれも講師が英語のスピーカーで、(1)ほぼ日本人のみを対象としたものと、(2)事務所内からの参加者に日本人が混ざるものとに分かれます。前者のタイプでは、ゆっくりと分かりやすい英語で話してくれる講師が多かったです。一方、後者のタイプでは、講師がネイティブ向けのスピードで話すので、内容を理解するのがなかなか大変でした。

ほとんどのセミナーでは、サンドイッチなどの食事が出ます。セミナーの途中でも自由に食事を取りに行って構いません。日本人としては少し気が引けるかもしれませんが、特に失礼ということはありません。

こちらに来て一つセミナーに参加すれば、そこで日本人知財関係者と知り合いますので、そういった人達から別のセミナーの情報を教えていただくことができます。一度開催元のメーリングリストに登録してもらえば、継続してセミナーの案内を受け取ることができます。

セミナーの内容は、多くは最新の判例紹介ですが、それ以外に、中間処理の実務を説明するものもあります。Bilskiケースのような注目判例は、いろいろな事務所がいっせいにセミナーを開くので、幾つものセミナーをはしごして受講することで理解を深めることができます。自分が駐在する事務所でも所員との世間話にそういった判例が取り上げられますので、そこでも理解が進みます。これはワシントンDCに駐在する大きなメリットで、日本ではなかなかこうはいかないでしょう。

注意点として、セミナーが開催されるオフィスビルによってはセキュリティが厳しく、写真入りIDの提示を求められることがあります。ですので、参加にあたってはパスポートなどのIDを持参されることをお勧めします。

| 特許 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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