続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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INTA(最終回)
5月18日にINTAが終わり、昨夜サンフランシスコからDCに戻ってきました。

INTAの最後は、Grand Finaleに参加しました。会場はCalifornia Academy of Science(カリフォルニア科学アカデミー)。150年以上も続いている歴史のある博物館で、さらに、太陽光発電等、エコ技術を積極的に導入していることでも有名だそうです。

サンフランシスコ市内からのシャトルバスを降りると、和太鼓(?)と民族舞踊(?)がお出迎え。





そして、館内に入ると、今度は骨がお出迎え(恐竜?爬虫類?)。



さらに歩を進めると、立食形式のパーティー会場になっていました。皆さん、既に予定していた仕事を終えたせいか、期間中のレセプション会場よりも和やかな雰囲気のように感じました。



また、5日間ウロウロしていた成果(?)なのか、会場ではINTA中に顔見知りになったから声をかけられることが多かったです。INTA初参加の私には、声をかけられることがすごく嬉しかったです。

INTAでお会いした皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。来年までお元気で!(ちなみに、来年の会場はワシントンDCです。)
| - | 07:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
INTA(その2)
 前回に続いてINTAのお話。

今回は、「INTAに参加して、具体的に何をするの?」という素朴な疑問に答えたいと思います。INTA未経験の方が将来参加するときの参考になれば幸いです。

前回も触れましたが、私のような立場の人間にとって、INTAの参加の主な目的は以下の通り。
(1)既に関わりのあるお客様や在外事務所等との連携強化
(2)新たなネットワークの構築

(1)のための作業は、
(a) 事前に相手とミーティングのアポイントメントをとる。
(b) ミーティングの準備をする。
(c) 現地で相手と待ち合わせ、ミーティングをする。
といった感じになります。
こう書くと至って普通に思われるかもしれませんが、やってみると思いの外大変です。もちろん(a)(b)も大変なのですが、現地では(c)が大変なことに驚きました。

まず、ミーティングは、ホテルのロビー等で待ち合わせた後、その周辺のいすやソファに座って行うとが多いのですが、皆同じような時刻(例えば正時)に待ち合わせるせいか、待ち合わせ場所は常に混雑していて、相手を探し出すのが大変です。

下の写真は、周囲に迷惑にならないよう、比較的空いている時間を狙って撮ったのですが、待合せのピーク時はまさに「芋洗い」状態です。しかも、「事務所同士は既に関係があるが、相手と自分とは初対面」なんてこともあって、その場合はお互い首から提げた名札だけが頼りです。ホームページに顔写真を掲載している事務所も多いので、事前に相手の容貌をチェックしておくことを強くお薦めします。



また、待合せ場所が混雑しているので、その後、ミーティング場所を確保するのに苦労することもあります。

下の写真は、うまくミーティング場所を確保できた方々。

 

一方、下の写真は場所取りに失敗した方々。次の予定があるので、席が空くまで待っている、なんて悠長なことはできず、立ち話で済ませざるを得ません。ちなみに、なかなか相手を探し出すことができなかったり、一方が待ち合わせに遅れたりすると、こうなることが多いようです。



なお、設置されているいすやソファの数はホテルによって様々ですが、こればっかりは実際に行ってみないと分からないですね。初心者の私にとって、コンベンションセンター(下の写真)は、待ち合わせ場所も広く、ミーティングのための席も多いので、便利だと思いました。ただ、スケジュールがぎっしり詰まっている人にとっては、次のミーティング会場までの移動時間も重要なファクターなので、一概に論じることはできませんね。



一方、(2)新たなネットワークの構築のためには、法律事務所等が主催するレセプションへの参加がお薦めです。会場で、食事や飲み物を片手に、色々な人に声をかけたりかけられたりして、どんどん顔見知りを作っていきましょう。

不思議なもので、あるレセプションで会った人と、次のレセプションで再開するパターンが少なくありません。そして、2回、3回と顔を合わせるうちに、お互いの距離感が縮まっていくのを実感できます。
これは、(1)のミーティングで顔を合わせた人と、その後何かのレセプションで再会した場合も同様です。

そして、何度もINTAに参加して上記(1)(2)の作業を続けていくことで、信頼関係が芽生え、さらには強化されていくのでしょう。回りの先輩たちを見習って、私もそのような関係を構築できるよう、残りの日程も頑張ります!
| - | 18:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
INTA
 5月14日にPortlandからSan Franciscoに移動しました。

商標のお仕事をされている方であれば、San Franciscoと聞いてピンと来る方も多いと思いますが、第133回INTA Annual Meeting(5月14日-18日)に参加するのが目的です。
(諸般の事情により、ブログの更新が遅くなりました。スミマセン・・・。)

国際会議なので、もちろん講演や研修はあるのですが、「世界中の関係者が集まって、親交するための場を提供する」という別の役割があります。

また、日本の場合は、特許専門、商標専門といった弁理士が一般的ですが、アメリカを含む多くの国では、商標専門でなく、特許や意匠も担当している弁護士が少なくありません。なので、私のような特許専門の弁理士であっても、色んなレセプションに顔を出しては新たなネットワークを作ったり、既に面識のある人とはミーティングを再会したりすることができます。

それにしても、世界中の関係者が集まるだけあって、会場周辺はすごい人ですね。下の写真は、初日にコンベンションセンターで参加登録をしたときの模様です。写真に写っているのは全部、登録手続きのために並んでいる人たちです。San Franciscoは、思いの外寒く、雨も多いのですが、会場はどこも人々の熱気で満ち溢れていますよ。



今後も可能な限り、このブログでINTAの様子を報告しますので、お楽しみに。
| 特許 | 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Portlandへ
今週後半からSan Franciscoで開催されるthe INTA annual meetingに参加します。で、それに絡めて西海岸の企業や事務所回りをしようということで、Portlandにやってきました。

到着は昨夜。皆さんご存知だとは思いますが、アメリカ国内にも時差があって、私が駐在しているDCの時刻は西海岸のそれよりも3時間早いです。なので、「ひょっとして時差ボケがあるかな」と思っていましたが、・・・やっぱりありました。

セットした目覚ましの時刻よりも2時間も早く目が覚めてしまいました。もったいないので、ホテルでもらった周辺地図を片手に早朝の街を散歩してみました。

天気予報では、今日は晴れと言っていましたが、早朝は曇り。高層ビルの上の方には靄がかかっていました。

 

しばらくブラブラしていると、路面電車に遭遇しました。





そういえば、ン十年前、私が学生時代を過ごした京都にも路面電車が走っていました。Portlandにの路面電車に比べると、京都のそれはずっとレトロな感じのものでしたが・・・。

では、Portlandでも頑張って仕事してきます。機会があれば路面電車にも乗ってみたいですね。


| - | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Crab Tour
 

カニと格闘してきました。

 

私がWeekly Seminarに参加している事務所のイベントで、カニツアーに参加したのです。ちなみに、このブログに度々登場しているH社のSさんも一緒でした。

場所は
Chesapeake Bayの中ほどにあるGrasonvilleへのAnnapolisからBay Bridge(長さ約7マイル!)を渡ったところにある港町で、DCからの所要時間は車で約1時間です。景色を見る限り、海なのか川なのかよくわからなかったので訊いてみたところ、「この辺りは混水だ」とのことでした。

 

DC及びその近郊のレストランでも、いわゆる”Soft Shell Crab”(脱皮したての、甲羅が柔らかいカニ、フライにして食べる)や、”Crab Cake”はよく見かけますが、この日食べたのはそれらとは違って、やや小ぶりで甲羅が固いカニを丸ごと茹でたもの。

 


その食べ方はというと、甲羅やハサミにナイフをあてがって木槌でガンガン叩き、出てきた身にむしゃぶりついたり、更には甲羅を手でバキバキと割ってフォークでほじったり、という非常にワイルドなものです。



このカニは日本よりも甘味が強く、茹でるときに味付けした香辛料(+天然の塩気?)がマッチしていて、飽きずにいくらでも食べられます。ただ、食べるためには上記の作業が必要なせいか、たまに誰かが「美味しいね・・・」とつぶやく以外は、皆黙々と食べていましたね。「カニ料理は無口になる」というのは万国共通のようです。

 

カニを食べ終わった後は、下の写真のような感じに・・・いやはや何ともすさまじい光景でした。


 

他に、生ガキ、生ハマグリ、茹でザリガニなども食べました。私、生ハマグリとザリガニを食べるのは初体験で、見た目のグロさに最初は戸惑いましたが、食べてみると両方とも予想以上に美味しかったです。

 





その後、「Annapolisに美味しい地ビールの店がある」というので、帰り道に立ち寄りました。そのお店の名前は”The Ram’s Head Tavern”といって、ビールの醸造もやっている本格派。もちろんビールも美味しかったのですが、オリジナルのグラスに書かれている文句(いくつかバリエーションがあります)も面白かったです。私のグラスには「1989年以来、”cenosilliaphobia”(グラスが空になると怖い病?)の苦痛を和らげ続けています」とありました。このグラスはお土産として販売されていたので、思わず1個買ってしまいました。

 

ちなみに、Annapolisの建物はレンガ造りのものが多く、ヨーロッパの古都のようでとても綺麗でした。また、ここにはUnited States Naval Academy(海軍兵学校、帽子を放り投げる卒業シーンで有名)があり、制服を着た学生さんたちを街中で見かけました。



アメリカの他の観光地とは異なる雰囲気を楽しめると思いますので、興味がある方は是非!

| 日常 | 05:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
オタクは海を越えて
先日、ペンタゴンシティの”Borders”という本屋さんに行ったときのお話です。

店内をうろうろしているうちに、お世話になっている弁理士さんが「こっち(アメリカ)でも、そこそこ大きな本屋にいけば、英語に翻訳された日本のコミックが売ってるよ。」と言っていたのを思い出しました。

そこで探してみたところ、・・・ありました!しかも、けっこうなスペースを割いたコーナーが設けられているではないですか!品揃えもかなり充実していて、決して超有名なコミックに限られているわけではありません。

嬉しくて、しばらくの間あれこれと手に取って見ていたのですが、ふとしたはずみにそのコーナーの名前が目に飛び込んできて、思わずハッとしてしまいました。そのコーナーの名は・・・

”Otaku Corner”(オタクコーナー)

そのときは「へえ、アメリカでは漫画売り場のことをオタクコーナーっていうんだ・・・」程度にしか思いませんでしたが、Wikipedia(英語版)等によると、ほとんど日本語と同じ意味のようですね。今になって、食い入るよう立ち読みしていた自分の姿を思い出すと、少し恥ずかしいです。

でも、"Otaku"が"Sushi", "Tempura"と同じように英語化されているなんて、すごいと思いませんか?

みなさんも、海外旅行の際には、ぜひ"Otaku corner"へ。
| - | 06:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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