続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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駐在開始

9月上旬から米国駐在研修に来ています。
最初にヴァージニアの事務所で受講した2週間のセミナーが終了し、今週から本格的にDCの事務所での駐在が始まりました。
写真は、最初に駐在先の事務所に出勤する直前に事務所の前の公園で撮ったものです。この時に持っていた高い志を忘れずにあと2カ月半頑張ろうと思います。

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| - | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アメリカンサイズに遭遇
昨日は、米国出願で日頃からお世話になっているDC内の特許事務所を訪問しました。何人かの弁護士の方と久しぶりの再会です。事務所内を案内していただいたのですが、こちらの事務所では、たくさんの事務スタッフの方々がしっかりと対応されていることを感じました。さすがに皆さん信頼感の感じられる気さくな人ばかりですね。

その後、夕食にも誘っていただき、素敵なレストランで楽しい時間を過ごしました。最後のデザートを選ぶ段階で、軽くアイスくらいでいいかな、と思いhoney vanilla ice creamにしたのですが。。 
出てきた量に思わず圧倒されました。1.5Lビーカーのようなガラス容器に、バニラアイスの塊がふんだんに盛られています。

photo 3.JPG

こちらの人も、これはさすがに多いと驚いていたので、これが通常のアメリカンサイズという訳ではないようです。1人ではとても食べきれないので、皆で分けていただきました。ごちそうさまでした!

週末はしっかり走らないと。。身体がアメリカンサイズになりそうです。
| 日常 | 06:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
101条・特許保護適格性の問題とは?
バージニア州のとある事務所で、2日間みっちりとセミナーを受けさせていただきました。

講義は日本語ということで、英語で四苦八苦している者としてはとてもありがたいです。講師の方は基礎的な内容とおっしゃいますが、米国特許法のルーツ、これまでの主な米国判例の流れなど、豊富な情報が整理されていて実務にすぐに役立つ内容でした。なかでも、最近ホットな?101条の問題が個人的にとても興味深かったです。ありがとうございます!

セミナー.JPG 

こちらの事務所は、自然に囲まれたとても気持ちの良いロケーションで、ランチ後に散歩をしてすごしました。休憩中、セミナーのあった会議室から、森の中に鹿を発見!写真ではちょっとわかりにくいかな。DCからそれほど遠いわけではないですが、驚きですね。

鹿.JPG
| 特許 | 04:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
大統領接近?
今お世話になっている事務所は、Pensilvania Ave.という大きな通り沿いにあります。この通りは国会議事堂とホワイトハウスを直線的に結んでいて、時おり大統領が通るらしいです。

ある日、もうすぐPresident Obamaが通るらしいから見に行きましょうと言われ、Pensilvania Ave.に出てみました。たくさんの警官が通りへの侵入を止めていて、確かに何かが通りそうな雰囲気です。感付いた通行人も待機しています。

しばらく待つと、車の列がやってきました!しかし、車が多すぎてどこに乗っているのかわかりません。何となくそれらしい位置を走っていたリムジンをパシャリ。



この車に大統領が乗っていたのか?それは全く不明です。達成感がいまいちのまま、すごすごと事務所に戻るしかないのでした。。
| 日常 | 04:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
USPTOでAIA2周年フォーラム
今週は、お世話になっている事務所の方に誘っていただいて、USPTOのフォーラムに行きました。
AIA2周年のイベントで、昼過ぎから半日間のフォーラムです。Webでの中継もあったせいか、実際に聴講に来た人はやや少なめでした。。

内容はAIA関連のUSPTOの取り組みを紹介(アピール?)するという感じのものが多かったです。先願主義に対応するため審査官をトレーニングしているとか、審判官をどんどん増員しているとか。
そのなかでは、AIAで新設された補充審査(Supplimental Examination)、付与後異議申立(PGR)、当事者系レビュー(IPR)などの制度のこれまでの利用状況について紹介されたのが興味深かったですね。例えば、補充審査はこれまで18件が終了し、そのうち14件でSNQ(Substantial new question of patentability)有り、4件でSNQ無しとの結論だったそうです。SNQ有りとされる割合は高いようですが、補充審査を請求するのはある程度強い証拠がある場合が多いでしょうから、そんなものかなという感じもしますね。請求件数は8月28日時点でトータル22件だそうで、本格的な利用はまだまだこれからというところでしょうか。
USPTOのサイトでも、統計情報がある程度紹介されています。
http://www.uspto.gov/aia_implementation/statistics.jsp

今回、USPTOに足を踏み入れるのは初めてでしたので、最後はとりあえずお決まりの?記念写真です。ちなみに、USPTOはDCから少し離れたアレキサンドリアにあって、メトロのブルー又はイエローライン、Kings St-Old Town駅から徒歩で10分くらいで行けます。静かないい環境ですね。

写真 (1).JPG
| 特許 | 04:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
NFL開幕戦!
今週からDCに来ています。沖田です。
よろしくお願いします。

さて、渡米早々、幸運なことに、NFL開幕戦を観戦することができました。こちらの弁護士がお客様を招待したイベントに便乗させていただいたのです。本当にありがたいことです。
地元レッドスキンズと、フィラデルフィア・イーグルスの対戦です。

到着

メトロ駅から少し歩いて、FedEX Fieldに到着です。でかいです。
さすがにユニフォーム姿も多いですね。これだけ観客がいてスーツはおそらく自分だけだったでしょう。半端ない違和感です。

入り口列.JPG

セキュリティチェックがあるからか、ゲートの列はなかなか進みません。

駐車場.JPG

やっと入場して上に上がってみると、駐車場のスケールにもびっくりです。

試合.JPG

座席に着いたら、もう試合開始の時間です。9万1704人収容だそうですね。とにかくどでかい!
ルールはうろ覚えだったのですが、それでも充分楽しめました。ディフェンスのときは観客で声をあわせてブーイングしたり、六甲おろし的な応援歌を大合唱したりと、会場はとても盛り上がります。
試合は、残念ながら、、レッドスキンズ惜敗です。

徹夜明けの観戦でしたが、これで時差ボケも解消して、これから3ヶ月がんばろうと思います!
| スポーツ | 06:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ニシエヒガシエ

いよいよ私の米国駐在も終わりを迎えました。

私の駐在生活は、NYの事務所での1ヶ月に及ぶ研修から始まりました。
その後、DCの事務所での駐在が始まりましたが、西海岸へ出張に行ったり、他の事務所で開催されているセミナーに参加したり、ブートキャンプと呼ばれるセミナーに参加したりと、西へ東へと飛び回りました。
このため、DCの事務所での駐在期間は実質1ヶ月程度でした。

それにもかかわらず、駐在事務所での最終日前日、最終日の2日間にわたり、フェアウェルイベントを開いていただきました。
フェアウェルイベントの最後は、フェアウェルパーティーです。最終日の15時頃に、駐在事務所の特許系の弁護士、事務系の方々が参加されます。
恒例のカップケーキが振る舞われました。甘いですが、美味しいです。



しかし、私にはカップケーキを味わう余裕などありません。最後に全員の前でスピーチをしなければなりません。もちろん英語です。
実は、お世話になった弁護士の方に、先日の日本人トレイニー向けのセミナーで質問をしたので、スピーチは一言だけでいいよと言われていました。でも、今までお世話になったのに、Thank youだけで済ませるわけにはいきません。なぜだかこんなときに限って関西人の血が騒ぎます。ここは一発、笑いを交えたスピーチで締めくくりたいと思いました。英語のスピーチで米国人を笑わせることができれば、一人前でしょう。

しかし、荷物をまとめたり、次の駐在者のために部屋を掃除したりしていたので、結局当日の朝までスピーチの準備をすることができませんでした。慌てて、10分ほどで原稿を作り、パーティー10分前に覚えました。
そして、私のスピーチの時間になりました。狙い通りに笑いが巻き起こりました。スピーチの後に、何人かの方からユーモアがあってよかったなどと褒めていただきました。大成功です。

そして、最後にプレゼントをいただきました。



事務所のみなさんからのたくさんのメッセージなどがあり、感激しました。短い駐在期間にもかかわらず、盛大なイベントを催していただき、本当にありがとうございました。一生忘れることはないでしょう。

DC事務所で準備していただいた部屋です。



ここで、多くの資料を読みました。
この部屋ともお別れです。





そして、駐在生活最後の日です。
荷物をまとめて部屋を出て行きます。次の駐在者は私が出発した次の日に到着します。

私が生活したアパートです。




アパートの窓から見える風景です。



ここでの生活は思い出がいっぱいです。

そして、日本に出発します。
最後に、アパートからダレス空港に向かうタクシーの中から撮ったアパート近くの風景です。



日本に帰るのは嬉しいはずなのに、なんだか寂しいです。

こちらに来る前は、不安でいっぱいでしたが、今は本当に来て良かったと思います。
この駐在では、米国特許法、米国特許実務などを深く学ぶことができました。
また、多くの米国代理人、米国に駐在している日本人トレイニーの方々にも会うことができました。

ここで得た知識や築いた関係を今後の業務に役立てたいと思います。

今までありがとうございました。

| 渡米 | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
DCにも自由の女神!?

DCでも自由の女神を見ることができます。

USキャピトル(国会議事堂)の上に立っています。



なんだかNYの自由の女神とは雰囲気が違いますね。
というよりも、高すぎてよく分かりませんね。

自由の女神といえばやっぱりこれですよね。



NYの自由の女神は、Statue of Liberty
DCの自由の女神は、Statue of Freedom
というようです。違う女神なんですね。

日本語だと同じ意味になりますが、「自由」の意味合いが違うようです。
DCの自由の女神は東を向いています。その先にはイギリスがあります。
つまり、イギリスからの自由(独立)を意味しているそうです。

| 社会 | 15:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
おちゃめなメトロ
DCのメトロでは、日本人の感覚ではあり得ないことが時々起こります。
複数編成の車両の中に、乗車できない真っ暗な車両が含まれていたり、行き先不明の電車が運行されていたりすることはよくあります。

行き先不明の電車です。



行き先が”Train”です。どこへ行くのでしょうか?
この前は、”Special”という電車が走っていました。誰も行き先が分からず、乗るのに躊躇していました。

数日前の帰宅時に、私が利用しているBallston駅の1つ前の駅にメトロが到着したのですが、ドアが開かずに誰も降りることができないでいると、そのまま出発したこともありました。Ballston駅でもドアが開かなかったらどうしようと不安に思っていると、何事もなかったかのようにドアが開きました。おそらく、ドアを開け忘れたんだと思います。

また、DCのメトロはかなり揺れるので、立っている乗客は何かに掴まる必要があります。しかし、日本の電車のように吊革がありません。
車内の入り口付近に上下に延びるポールがあり、そこに乗客が群がっています。他の乗客との距離感が妙に近いこともあり、何だか気まずいです。
入り口付近のポール以外には、前後方向に延びるバーがあります。アメリカ人仕様なのか、天井近くに設けられており位置が高いので、掴まっているのがしんどいです。日本の電車のように吊革があったらいいのにと思います。

一般的な車両の内部です。




ところがこの前、DCのメトロで吊革がある車両を発見しました!



車両ごとに一個だけあります。誰も掴まっていません。少なすぎて掴まる勇気が湧かないのでしょう。何のために一個だけ設けたのか全く意味不明です。

こんなおちゃめなメトロが今日もDCを走っています。
| 日常 | 14:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
駐在事務所での2種類のセミナー
私がDCで駐在している事務所では、2種類のセミナーを開催していただいています。

1つはウィークリーセミナー(University)です。このセミナーは毎週1時間で、参加者は1〜2人の少人数制です。自分の興味のあるテーマを選択することができます。また、日本から米国実務についてディスカッションの依頼を受けることもありますので、その依頼に応じたテーマを選択することもあります。このセミナーでは、初めにそのテーマについて解説をしていただいた後、質問をしています。

マンツーマンで解説していただいているシーンです。



講師の弁護士の方の解説が丁寧でわかりやすく、非常に勉強になります。

もう1つはマンスリーセミナー(IP Patent Colloquium)です。このセミナーはDC周辺に駐在している日本人トレイニー向けに開催されており、参加者は20人前後です。最近の判例などの解説が主です。

先月、Transition Applicationについてウィークリーセミナーで解説をしていただきました。その翌日に行われたマンスリーセミナーも偶然同じテーマでした。ウィークリーセミナーで質問をしようとしたところ、講師の弁護士の方にマンスリーセミナーで質問をするように言われました。

マンスリーセミナーで私の質問に対して回答していただいているシーンです。



大勢の人の前で、英語で質問することは初めてでしたので、少し緊張しましたがいい経験になりました。

そして、9月3日で私の駐在期間中に開催されるセミナーがすべて終了しました。いよいよ帰国が近づいてきました。
このような機会を通じて、米国特許法、米国実務、判例などをしっかりと学ぶことができました。本当にありがとうございました。

駐在期間中に非常に多くの資料を読み漁り、セミナーで学び、質問などもすることができましたので、米国特許に関して成長を感じています。日本に帰った後、駐在中に学んだことを実務に役立てたいと思います。
| 特許 | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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