続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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Dupont Circleで日本食材を買いつつ、偉大な化学の発明について考えた
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週末になって、DCの寒さは少し和らいだようです。久しぶりに日本食の食材を調達に、デュポンサークル(Dupont Circle)エリアに出かけました。Dupont CircleはDC中心部に近いのですが、緑が多く、とても落ち着いた雰囲気のよいエリアです。いい感じのおカフェやレストランがたくさんあって、美術館のPhillips Collectionもあります。このあたりは建物が低いせいか、ダウンタウンよりも解放感を感じることができます。とても好きなエリアです。

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ランチにTeaismというレストランに入ってみました。各種のお茶を取り揃えていて、簡単な食事をとることもできます。

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Salmon Bentoです。ふりかけ?のかかったご飯(多分玄米入り)、サーモンの味噌風のソースがけ、きゅうりの酢の物(のようなもの)と、ほうれん草のような野菜のおひたしです。味は全般にあっさりしていて、美味しくいただきました。お茶はKukicyaと言うのを頼んでみたのですが、ほうじ茶のようなお茶で、普通にほっこりできました。うどんやお茶漬けもあるようですね。

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こちらが目的のHana Japanese Marketです。17th streetとU streetの交差点にあって、Dupont Circle駅からだと歩いて10分ほどでしょうか。大きな店ではないですが、品揃えはなかなかで、お米、野菜、魚の干物、調味料、冷凍食品、カレールウ、お菓子など、懐かしの食材に出会うことができます。毎週木曜には契約農家から新鮮な野菜も入荷されるようです。

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Dupont Circleの噴水広場に戻って一休みです。Dupontと言えば、化学系の人間としてはあのDu Pont社を思い出さずにはいられませんね。ナイロン、テフロンなど、超スタンダードなポリマーを世に送り出した偉大な会社です。いずれも登録商標ですが、ついつい一般名称として使ってしまいそうになるほど浸透しています。非天然、合成のポリマーでここまで社会に広く浸透した材料というのは本当に限られているわけで、全くすごい会社です。Dupont Circleと何か関係があるのでしょうか。多分ないと思いますが。



一休みしながら、Hanaでゲットした大福もちをいただきました。日本ならコンビニでいくらでも売っているようなものですが、ここDCで食べるのは感慨深いものです。
 
| 日常 | 13:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
寒い季節に、日本的な味を発見
カルフォルニアからDCに帰ってきてみたら、いきなり気温が10℃以下の寒さです。思わず、日本から持ってきていたコートを初登場させて着ずにはいられませんでした。そんな寒い中、同僚の創英弁理士とDC内のLaw Firmをいくつか訪問です。

Union Stationでランチを食べようとレストランに入ったところ、メニューにNABEYAKI UDONを発見。寒い時の鍋焼きうどんは沁みますからね。どんなものか注文してみることに。

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そしてこれです。さすがに鍋ではなかったですが、思ったよりはかなりそれらしい感じで、期待が持てます。かまぼこ、卵、ねぎもちゃんと入っています。卵が卵とじなっていないとか、海老天や椎茸は無いのかとか言うのは、あまりに贅沢というものでしょう。
レンゲはついていますが、残念ながらお箸は無いので、フォークでいただきます。麺を食べたところ、そこそこコシがあっていい感じです。冷凍うどんでしょうか。最近の冷凍うどん技術は発達していて、下手な生麺よりはよほど美味しいですからね。これも特許法が産業の発達に寄与しているからに違いありません。スープも、濃い見た目にしては、案外とあっさりしています。一応ダシも入っているようでした。not too badです。このNABEYAKI UDONは、私的には"あり"ですね。

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こちらは同僚弁理士チョイスのmiso soupです。こちらも器にやや違和感があるものの、悪くなさそうです。スプーンでいただくのがDC流(?)です。

お店はUnion Stationの中2階(Mezzanine level)にあるEast Stree Cafeです。NABEYAKI UDONが10ドル前後ですから、場所を考えれば十分リーズナブルだと思いますね。

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ランチ後に訪問したLaw Firmの屋上から、Union Stationを眺めることができました。東京駅とはまた違いますが、歴史を感じさせるすばらしい建物です。付近は再開発が進んでいて、かつてより雰囲気のよいエリアへと変貌しようとしていることが感じられました。Union Stationはメトロのレッドラインで行くことができます。
| 日常 | 06:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
We said, “We have had that spirit here since 2013.”
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先週末から3日間、カルフォルニアで特許実務セミナーを受けてきました。Chemical Patent Practiceと題したコースで、化学系の米国特許実務に特化したセミナーです。スライドをまとめた冊子と、分厚いテキスト2冊が配布され、3日間みっちりと講義がありました。スライドはなんと1000枚を超えていて、トピックは、Inventorship、クレームや明細書のドラフティング、Claim Construction、112条(Written Description、Enablement)の問題、Inequitable Conduct、そしてもちろん103条の話など、非常に盛りだくさんの内容です。これほど詳しい内容のセミナーはなかなか無いでしょうね。講義は、Law Firmや化学、製薬会社の弁護士5人の講師が交代で話す形式で、中でも一番のベテランと思われる講師の弾丸トークには終始圧倒されっぱなしでした。明細書で使うべきでない言葉をp-wordと称し、“p-wordを使わないように!!”と叫んでいました。叫んでいたというのは、決して大げさではありません。ものすごい体力、エネルギーです。

そして、全くの偶然なのですが、DCで日頃お世話になっている日本人トレイニーの方も同じセミナーに参加されていて、まさかのカルフォルニアでの再会です。全米は広しと言え、知財の世界は狭いものですね。

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セミナーの後、その日本人トレイニーの方、駐在事務所でお世話になっていて、セミナーに誘ってくださった日本人patent agentの方、そして同じセミナーで出会った日系カナダ人の方と一緒に、夕陽の沈みゆくビーチを歩いて夕食に出かけました。太平洋に沈む太陽に、言葉は入りませんね。

カルフォルニアなので、夕食はもちろんカルフォルニアロールです。かつてナポリでナポリタンを食べようとしたところ、ナポリでは発見できなかった思い出がありますが、カルフォルニアにはカルフォルニアロールが実在することを確認できました。

夕食の後は、ホテルのバーにてアルコールを再補給。西海岸のリラックスした雰囲気もあって、ついついちょっとしたカミングアウトもあったとか、なかったとか。。皆それぞれ、人生に歴史があって、ここカルフォルニアに集ったということですね。いつの間にか閉店時間を過ぎていたようで、最後はバーのお姉さんにうながされてお開きです。

思っていた以上に思い出に残りそうなカルフォルニアでした。帰ることができなくなる前に、check outして現実に戻らないと。
 
| 特許 | 13:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
日本人知財関係者に人気の街?
私は今、ボールストン(Ballston)と呼ばれる地域のアパートに住んでいます。DC近辺でお部屋を探す方の参考になるかもしれませんので、ボールストンのことを紹介します。

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ボールストンは、DCの西側、バージニア州にあって、DC中心部まで地下鉄メトロ(オレンジライン)1本で15〜20分ほどです。日本への直行便のあるダレス空港からも、比較的近いほうでしょう。また、治安も比較的良いようです。そういうこともあってか、DC地域に駐在中の日本人、特に知財関係の人から、ボールストンに住んでいるという話をよく聞きます。聞いてみると実は同じアパートだった、ということもそれほど珍しくありません。ボールストンは東京でいうとどのあたりの位置づけに近いか、という話になったときに、高円寺ぐらいの感じでは?という意見もありました。まあそんなところかもしれません。

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駅前にはお馴染みのセブンイレブン、サブウェイがあります。ただ残念なことに(?)、こちらのセブンイレブンにはセブンプレミアムはありません。

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もちろんスタバ(Starbucks)もあります。日本のスタバよりもコーヒーが安いです。

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こちらはイタリアンのVapiano。日本には無いかな?セルフ形式で気軽に食べられます。入り口でカードをもらい、注文するときにそのカードに記録していって、最後にレジで精算します。パスタはアルデンテとは言い難く、サラダやピザのほうがおすすめです。

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小さな公園もあります。奥に見える青い日よけの店はPotbellyというサンドイッチ屋さんです。なかなか美味しいです。Potbellyなら、日本でもサブウェイに対抗できるかも?と個人的に思っています。

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駅から南に少し行くと、デパートのメイシーズ(macy's)があります。“庶民派デパート”だそうで、ジャスコ的な位置づけでしょうか。メイシーズの奥の方にショッピングモールのボールストンコモン(Ballston Common)もあります。

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ボールストンコモン中央の吹き抜けです。地下にフードコートがあります。お店はそこそこ入っていますが、私が行くのは、もっぱら、コンビニ的なドラッグストアのCVSですね。

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ボールストンコモンを抜けて少し行くと、大型スーパーのHarris Teeterがあります。食料品、生活雑貨など、ひととおり取り揃えています。チェーン店のようで、プライベートブランド品も結構あります。

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ボールストンは、少し前までは何もなかった場所のようですが、写真のように、近年、大きなアパートが次々と出現したそうです。こちらのアパート(Apartment)は、結構大きなものが多く、日本でいうアパートのイメージとはずいぶん違いますね。特に日本人が入っているようなアパートだと、たいていはコンシェルジュの人がロビーに常駐しているようです。

日本人駐在者の間では、ボールストンと同じオレンジライン沿線のバージニアスクエア(Virginia Square)、クラレンドン(Clarendon)、コートハウス(Court House)なども人気のようです。特にクラレンドンは、いい感じのレストランなどがたくさんあって、雰囲気のいい街ですが、その分家賃は高騰気味だとか。その他、ブルーライン、イエローラインが両方使えるペンタゴンシティ(Penagon City)なども人気があります。ペンタゴンシティはUSPTOのあるアレクサンドリア(Alexandria)方面にも便利ですね。

ということで、ボールストンの雰囲気が少しは伝わる内容になったでしょうか。車がある人はもっと選択肢が広がると思いますが、ボールストンなら車なしでも大丈夫です。

 
| 日常 | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
デフォルト回避と、日常と。
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今日のホワイトハウスの様子。

米国のデフォルトはぎりぎり回避されたようですね。やれやれです。本当にデフォルトになったらどうなるのか想像もつかないですが、デッドライン前日になっても、DCの街はいたって変わりなく、人々が不安に感じている様子は特に見受けられませんでした。日常生活は日常のままだったように思います。先日、DCの民間の美術館、Phillips Collectionに行ったところ非常に混雑していたので、スミソニアン閉鎖で人が流れて来ているのか?とも思いましたが、単に開催中のゴッホ展が人気なだけだったのかもしれないですね。

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街の人々の様子からすると、ホントにデフォルトになったりしないでしょ、とか、もし万が一デフォルトになっても何とかなるさ、というどこか楽観的な空気を感じました。そこは世界No.1を自認する国の自信というものなのでしょうか。日本などの他の国のほうが、かえってヒヤヒヤしていたのかも。

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ともかく、ひとまずしばらくはUSPTOが閉鎖されることもないでしょうから、安心して特許実務に取り組めそうです。
| 日常 | 11:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
シャットダウン
ワシントンDCの観光事情にも政府シャットダウンの影響が出ています。
例えば、観光名所のリンカーンメモリアルは閉鎖されています。
写真のように、建物の大階段の前に柵が張られリンカーン像に近づくことはできません。柵の手前には多くの観光客がいました。



スミソニアン博物館の入口にも「シャットダウンのため… 」の貼り紙がありました。





観光でDCに来た人たちは残念なことでしょう。
早く回復して欲しいものです。
| - | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Niagara Falls
何となく思い立ち、週末を利用してナイアガラの滝(Naiagara Falls)まで行ってみました!

飛行機を利用したのですが、Niagara Falls最寄りのアメリカ国内の空港、Buffalo Niagara International Airport (BFU)までは、ワシントンDCのRonald Reagan Washingon National Airport (DCA)からUS Airwaysの直行便で1時間ほどです。BFUからの移動手段は、当初は圧倒的に安く行ける路線バスを考えていたのですが、時間を優先して結局Shuttle(乗り合いタクシー)に。今回はアメリカ側のホテル(Comfort Inn The Pointe)まで乗せてもらい、そこからカナダ側まで歩くことにしました。空港からアメリカ側のNigagara Falls各ホテルまで30〜40分ほどです。カナダ側だと国境を抜けるのに時間がかかるので、もう少し時間をみたほうがよさそうです。

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Shuttleを降りてから少し歩いて、いよいよ滝が見えてきました!手前がアメリカ滝で奥の方の水しぶきがカナダ滝(ホースシュー滝)です。さすがの圧倒的スケールです。天候もすばらしく、とても気持ちいいです。

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アメリカ側から船のアトラクション、霧の乙女号(Maid of the Mist)に乗船。水しぶきを浴びながら、滝のエネルギーをしっかり感じることができました。写真はアメリカ滝です。カナダ滝の近くでは水しぶきが激しすぎて、写真は撮れなかったです。ともかくここに来たらこのアトラクションは外せないでしょう。

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そして国境越えの橋、Rainbow Bridgeを歩いて渡り、カナダへ。川からはかなり高さがあるのに、横のガードが低いような気がしてちょっと怖いです。

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カナダに入国し、川沿いの遊歩道から。アメリカ滝の正面を通り、カナダ滝方面に向かいます。

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遊歩道はきれいに整備されていて、観光客がたくさん歩いています。日差しが強くて、少し汗ばむくらいです。

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カナダ滝が近づいてきました。巨大な水しぶきで奥の方は見えないです。

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カナダ側のビューポイント、Table Rockに来ました。ものすごい水量です。これだけの水量が途切れることなく流れ続けているかと思うと、地球規模の水の循環を実感できますね。

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Table Rockからは、水しぶきに映る虹を見ることができます。天気がいいので、ほとんどずっと虹が見えていました。

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虹とRainbow Bridge!

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ホテルで少し休んでから、夜、再び滝見物に。毎晩ライトアップされるようです。

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滝の周りは、カジノや遊園地が有って、思った以上に賑やかです。個人的には、滝というと険しい山道を苦労して歩いてやっと見ることができるようなイメージもありますが、ナイアガラでは思いのほか手軽に滝を見ることできた気がします。

この時期、天気さえよければまだまだ暖かく、訪れるのにいい時期だと思いました。できれば、天気の様子を見ながら計画したいですね。半日もあれば、滝自体は十分堪能できると思います。あと、滝に近いホテルだと、たいていFalls Viewと称した部屋があるのですが、とても高いです。部屋から見えなくてもホテルの外で滝を十分楽しむことができましたので、街側の部屋にして正解だったかなと思いました。値段はかなり違いますからね。

ということで、一度は行っておきたいポイントの1つを、めでたくクリアできました!
 
| 日常 | 08:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
USPTOは、あと4週間?


米国政府のシャットダウンは続いています。
そして今日もまた、DCには雨が強く降りました。
小さな折り畳み傘では、ジャケットの肩が雨粒で濡れました。

そんな雨の中、係属中のオフィス・アクションの件で、USPTO審査官とのインタビューに出かけていました。ただ、審査官との直接の面談(personal interview)ではなく、代理人事務所の会議室で電話インタビューです。審査官インタビューは今回の駐在中2回目ですが、どちらも電話でした。最近は自宅勤務の審査官が多く、電話インタビューが増える傾向にあるそうです。今日の審査官はミシガン州で勤務とのことでした。USPTOとしても電話インタビューを推奨しているらしいですね。

インタビューの前に担当弁護士と打ち合わせをして、方針を確認したところで、「よかったら、インタビューはあなたが中心に説明してみますか?」と急に言われましたが、心の準備ができていなかったもので、もちろん担当弁護士の方にお願いしました。多分冗談で脅かしただけでしょう。。

こちらから電話をかけるとすぐに繋がり、軽く自己紹介してから、世間話でしばらく雑談です。今日は酷い雨で、車が渋滞してまいったよとか。そのおかげでか、和やかな雰囲気で話が進み、肝心のオフィス・アクションの件もほぼ想定した感じで話がまとまりました。もちろんpersonal interviewもよいと思いますが、電話だけでも思った以上に効果的ですね。電話インタビューを積極的に活用すべきだなと、改めて思いました。

インタビューの中で、シャットダウンの話題になったのですが、USPTOが自力で運営できるのは、あと4週間ほどだそうです。シャットダウンは過去最長で21日らしいので、4週間あれば大丈夫かな?
| 特許 | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
CAFC
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CAFC(連邦巡回区控訴裁判所)の口頭弁論の聴講に行くことができました。CAFC聴講はDCの知財関係のトレイニーにとって定番になっているようですので、今さら私が書くこともないかもしれませんが、感想などを少し。

CAFCはホワイトハウスのすぐ近くにあって、Farragut West駅、又はMcPherson Sq.駅が最寄になります。CAFCに入る際には、入念なセキュリティチェックを受けなければなりません。空港のセキュリティチェックと同じように持ち物をX線検査器に通すのですが、そのときにバッグの中の電子機器を全て出さなければなりません。私はPCに携帯電話2台と電源ケーブル、ipodなどをバッグの中に持っていて、全部出したつもりだったのですが、バッグのX線像に何かが写っていたようで、何かと思えば電子辞書でした。その後でさらにIDの提示が求められます。

ともあれ何とか法廷に入りました。もちろん携帯電話は電源offで。3人の判事が厳かに入廷します。今回は特許関係が2件とそれ以外が1件でした。CAFCは主に特許、意匠を扱うのですが、それだけに偏るのは好ましくないという考え方があるそうで、一般の訴訟も扱います。弁護士が弁論している間、各判事は頻繁に質問します。ケースの内容について各判事が予め詳細に検討していることがうかがわれました。聞くところによると、判事の中では口頭弁論の前に心証を持っていて、口頭弁論はその心証が適切であることを確認する場だということです。口頭弁論で心証が変わることはあまりないようです。とはいえ、3件のケースが休憩も無く立て続けに行われ、判事の集中力はすごいなと思いました。原告、被告の弁護士、判事それぞれが、法の下での正義感を持っていることが感じられ、アメリカンスピリットの一面を感じた気がします。

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CAFC前での1枚。

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ちなみにCAFCの前はこんな公園です。DCには美しい公園がたくさんありますね。
 
| 特許 | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
メトロ

通勤にはメトロ(地下鉄)を利用しています。
通勤時間帯には車内に立っている人も多いのですが、立っている人は必ず車内の掴まり棒に掴まっています。日本の電車では両足だけで立っている人もいますがここでは見当たりません。DCメトロは加減速が大胆で結構大きく揺れるからです。かなり無理に手を伸ばして棒に掴まる人もいます。最初、私はそれを知らず、コケそうになって周りに迷惑をかけてしまいました。少々無理してでも掴まり棒に掴まるのが正解です。
 
| 日常 | 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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