続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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フィラデルフィア訪問
 先日、実務情報の収集と表敬を目的にフィラデルフィアにある法律事務所を訪問してきました。
フィラデルフィアは、ワシントンDCからアムトラックという長距離特急電車で2時間弱の距離にあり、ワシントンDCとニューヨークの間に位置する都市です。
訪問先は、DCにも拠点を持つフィラデルフィアが本拠地の事務所と、ワシントンDCから電話連絡をしたことをきっかけに誘われた事務所を選びました。やはり、米国は係争件数の違いもあって、法律事務所の規模が日本とは違うことに驚かされました。訪問先の事務所の1つは、30階建くらいの高層ビルに入居していて、すぐ隣に2つの高層ビルが並んでいたのですが、その2つの高層ビルのほとんどのフロアは法律事務所なのだそうです。オフィスからの眺めは、歴史ある建物に囲まれていてこんな感じで最高でした。写真の左上の方角には、ロッキーの映画で有名なフィラデルフィア美術館が見えます(ちょっと小さくで分かりにくいですが)。面会した事務所スタッフの方は、冗談で、「ミーティング時には出席者の皆さんが外に気をとられてしまうんですよ」という話をしていました。

事務所訪問の合間にフリータイムもありましたので、街中も散策してみました。ちょっとした脇道も煉瓦造りの建物に挟まれて古風な感じで雰囲気が良かったです。

ご存知かもしれませんが、フィラデルフィアは独立戦争時に独立宣言が署名された場所でもあり、署名が行われた議事堂は、現在「インディペンデンスホール(独立記念館)」として内部が公開されています。当然のことながら、今回訪問して内部をしっかり撮影してきました。
| - | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Super Lawyers

Super Lawyersって、

へえ〜、アメリカにはこういう雑誌もあるのですね。

 



私も今回初めてこの雑誌について知りましたが、弁護士関連のいろんな記事とともに、ワシントンDC地域の分野ごとの優秀な弁護士をリストアップしていました。


私はやはりIP分野に従事しているので、もし知っている人がいるのかなと思ってみてみたら、意外と知り合いの弁護士が何人もいて、あ、この人、普段は一緒にゴルフしたり、飲みに行ったりしてたのに、仕事では
Super Lawyersと呼ばれる人だったのね!と改めて思ったりしました。

 

その中、現在私がワシントンDCで駐在しているD事務所の弁護士で、US特許実務に関する毎日のような私の質問攻撃に元気に答えてくれているJ.Sさんの名前もあったので、記念として写真を撮ってみました。

 

 

毎日のようにアメリカ風のおやじギャグを乱発して私を笑わせてくれていますが、この人も仕事ではSuper Lawyersの一人だったようです。

 

ところで、どんな評価に基づいてSuper Lawyersを選んだか、とても気になるところですが、少なくともJ.Sさんに事前に知らせること無しに評価が行われ、雑誌にいきなり載ったようです。


雑誌の中には、評価方法について少し言及があり、何と特許も取れているようですが、詳しいことは今度ゆっくりみてみたいと思います。

 

| 特許 | 02:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
審査官面談
DCに到着して早くも10日が経過しました。
あっという間です。
一日を大切に過ごさねばなりません。

さて、初の審査官面談を経験しました。

USPTOの写真を撮って投稿しようと意気込んでいたのですが、
残念ながらテレビ会議になってしまいました。
このため、掲載する写真がありません。

テレビ会議のツールはまさかのSkype、画面の向こうの審査官は私服、
いろいろな意味でとてもフランクな面談でした。
それでも、極めて有意義なディスカッションができました。
こんなにお気軽に利用できるなら、今後どんどん利用すべきだとつくづく思いました。
ただし、サマリーの内容をすり合せしている最中に一度通信が途絶えました。
Skypeはビジネス向きとはいえません。
もちろん再接続しましたが。

面談に参加したことに加え、駐在先の事務所での事前打ち合わせも良い経験となりました。
代理人とのディスカッションは我々にとって大いに勉強になりましたし、我々からの提案も役立ったはずです。
こういう協力が大切なんですね。
レターのやり取りを繰り返すだけでは絶対に得られなかった実感です。

この経験を帰国後も活かしたいと思います。
 
| 特許 | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
国会議事堂(US Capitol)
 先日、ワシントンDCの中心に位置する国会議事堂の見学ツアーに参加してきました。よく、CNNのニュースなんかでキャスタの隣に映っているあれです。
外部から見学する分にはいつでも自由なのですが、内部を見学するには列に並んで入場券をもらわなければなりません。入り口のセキュリティゲートを並び始めてから、入場券をゲットし、さらに入場開始時間を待つこと約30分後、やっと入場できました。

かと思いきや、国会議事堂の歴史のスライドを大画面で約15分間鑑賞させられた後、こんどこそツアーが始まりました。
ドームの内部はこんな感じでした。残念ながら、修復工事中のようでシートで一部天井部分が隠れていましたが、壮大さを十分感じることができました。写真では大きさはわかりませんが、内径が20m、高さが55.8mなのだそうです。

このドームの下の部屋は大広間になっていて、アメリカの歴史を描いた絵画や彫刻がぐるっと一周飾られていました。ツアーガイドの方が一つ一つ丁寧に説明してくれていました。
この国会議事堂には住所は無く、まさにDCの中心となっていて、ここから1st Street, 2nd Street, ...、C Street, D Street, ...と街の区画が区切られているのだそうです。

 
| - | 07:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ご挨拶
創英国際特許福岡オフィスの松尾茂樹と申します。
5月10日のフライトにて、無事ワシントンDCに到着いたしました。
これから三カ月、ワシントンDCに駐在する予定です。
まだ何もしておりませんが、ひとまずご挨拶させていただきます。

福岡オフィスをご利用いただいている方々をはじめ、お客様には
いつも大変お世話になっております。
三カ月留守にいたしますので、少々ご不便をおかけすることもあろうかと
思いますが、帰国後に更に充実したサービスをご提供できるよう精一杯
勉強いたします。
帰国後も、かわらぬお付き合いをお願い申し上げます。


 
| - | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
お世話になりました

約1ヶ月間のワシントンDC駐在も、とうとう残り2日となりました。赴任前は、1ヶ月の駐在期間はあっという間に過ぎてしまうものと思っていました。しかし、実際には、この1ヶ月間は、新鮮な日々の連続であり、正直とても長く感じました。

 

この駐在では、代理人事務所の訪問、各種セミナーへの参加をはじめとして、最高裁判所及びCAFCでの口頭弁論の傍聴、USPTOでの審査官インタビュー等、こちらでしか経験できないことをたくさん経験することができました。また、多くの代理人の方や日本企業の方と知り合い、一緒に食事をしたり、週末旅行に行ったりと、充実した時間を過ごしました。また、知財業界に限らず各種方面で活躍している日本人(あるいは米国以外の国から渡米された方)と話をする機会も多く、とても刺激を受けました。

 

帰国後は今回の経験を糧にして英語力・実務力を高め、次回DCに赴任する際にはさらに色々なことに挑戦したいと思います。

 

<おまけ(本編?)>

先日、私が参加した米国特許実務のワークショップ(セミナー)を開催している事務所の方(Aさん)に、セスナ機に乗せてもらいました!

A
さんが操縦席に乗り込み、Aさんの友人の女性(Bさん)が後部座席に乗り込みました。そして私がAさんの隣の副操縦席に乗り込み、3人で空の旅に出かけました。

 

 DSC_0770.jpg
 

離陸した直後は非常に怖かったですが、途中からは景色を楽しむ余裕がでてきました。上空では、副操縦席にある操縦桿を握らせてもらい、少し操縦させてもらいました(Aさんはインストラクター資格を持っています)。びびってしまってあまり大きく舵を取ることはできませんでしたが、上昇(操縦桿を引く操作)・下降(操縦桿を押す操作)・旋回(操縦桿を左又は右に回転させる操作)などの一通りの操縦をしました。操縦桿を握った感じは、高速道路を走っている最中の自動車のハンドルを握った感じと少し似ており、少し力を加えて操作するだけで機体が大きく動きました。
 

 DSC_0730.jpg
 

そんなこんなで途中までは3人とも空の旅を愉快に楽しんでいたのですが、私とBさんを楽しませるためにAさんが機体を急上昇・急降下させました。これがよくなかった・・・。私はとても喜んだのですが、Bさんは気持ち悪くなってしまい、いわゆる「リバース」をしてしまったのです。Bさんはエチケット袋を持っていたので惨劇にはなりませんでしたが・・・、着陸後地面に座り込みながらも「大丈夫」と気丈に振る舞うBさん。Bさんを励ますために冗談を言ったりしながらも時折まじめに「ソーリー・・・」とBさんに謝るAさん。うまいフォローができるわけもなく無言でその光景を見守るだけの私・・・。こんな感じで最後は何とも微妙な空気になってしまいました・・・。

何はともあれ、プライスレスな体験で今回の駐在を締めくくることができました!
それでは、また次回DCに駐在する際に、このブログでお会いしましょう!

| エンターテイメント | 12:50 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スターバックスとワシントンモニュメント

DC周辺には、スターバックスがたくさんあります。街中を少し歩くと大体見つかります。現地の法律事務所を訪問する際、訪問時刻までに時間が余ったときには、大体スターバックスでコーヒーを飲んで時間を潰しています。

 

こちらのスターバックスでは、飲み物を注文した後に、たまに店員から名前を聞かれます(同じ店でも聞かれたり聞かれなかったりします)。店員に自分の名前を伝えると、店員はカップに名前を書き、そのカップに飲み物を注いで提供してくれます。客が自分が注文していない飲み物を受け取ってしまうことを防ぐためだと思うのですが、正確な理由はわかりません。

 

先日、とあるスターバックスでカフェラテを注文した際に、名前を聞かれたので「ヒロ」と答えました(私の名前が「ひろし」なので)。私は「Hiro」と書かれたカップが出てくるのを期待して待っていたわけですが、出てきたのは・・・
 

 DSC_0434.jpg

「Kilo(キロ)」でした・・・。

 

発音は本当に難しいですね・・・。例えば、「ホットペッパー」なんかもなかなか伝わりません。サンドイッチのトッピングからホットペッパーを抜いてもらうときに何度も聞き返されてしまいます。

 

<おまけ>

現在(4/27(日))のワシントンモニュメントの様子です。ようやく工事も完了したようで、とてもいい写真が撮れたので載せておきます(たまたま写りこんだ飛行機雲がいい感じです)。
DSCN0212.jpg

| 日常 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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