続・DC弁理士ジャーナル

創英国際特許法律事務所からワシントンDCの法律事務所に
派遣された弁理士によるブログの続編です。
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試験の結果は…?

報告が少し遅くなってしまったのですが、

先日パテントエージェント試験を受験し、無事に合格することができました。

このブログで受験を宣言し、自らにプレッシャーをかけたのが功を奏したように思います。

 

現在はUSPTOのWEBサイトに名前が掲載され、この者のモラルや倫理に問題があればUSPTOに通知するようにとの旨が公示されています。

期限の7月26日まで、何も通知されないことを祈ります。

 

下の写真は、試験勉強の疲れを癒やすべくナイアガラの滝を訪れたときのものです。

1

写真左側に写っている青色の遊覧船に乗ると、滝つぼのすぐそばまで行くことができます。

上から見ているとそうでもないのですが、

下の写真のとおり、滝つぼ近くではものすごい水しぶきです。

遊覧船は「霧の乙女号」といいますが、霧というより、どしゃ降りです。

2

マイナスイオンで癒やされるといった感じではありませんでしたが、

清々しいほど水を浴び、これはこれでスッキリすることができました。

| 特許 | 07:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
パテントエージェント試験の受験許可

今回の駐在中の目標の1つに、米国のパテントエージェント試験に合格することがあります。

 

先日、受験を許可する旨の通知を無事に受け取ることができました(合格した訳ではありません)。

 

まだ受験が許可されただけなのですが、一安心しました。

というのも、前任の弊所駐在者もエージェント試験に合格して帰国したのですが、当該駐在者は受験許可を得るまでに3度も拒絶され(特許出願の審査のようですね)、帰国直前にようやく受験できたとの過去があり、受験許可を得られるかどうか不安だったからです。

 

そのような事情を聞いていたので、通常は郵送で申込をするのですが、今回はUSPTOまで直接書類一式を持って行って来ました。受領窓口のようなところで簡単に書類を受け取られるだけかと思っていたのですが、守衛さんに願書を持って来た旨を伝えると、建屋の中に入れてくれ、該当部署のカウンターで受付の方に直接提出することができました。また、受付の方に「ちょっと書類に不備がないか心配で誰かに見て欲しいんだけど」と伝えると、担当者の人を呼び出してくれ、その担当者が書類をざっとチェックしてくれました。

こちらは心配で色々と質問しているのに「大丈夫そうよ!」と軽い感じで返され文化の違いを少し感じましたが、この辺りで一安心しました。その後、1週間ほどで上記通知が郵送されて来て、無事に受験許可を得ることができました。

 

写真は、前任の駐在者から譲り受けた問題集です。

相当なボリュームですが、かなり使い込まれた様子です。

合格を報告できるように、勉強がんばります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 特許 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
春のDCは…

特許部門の木津です。

新たな駐在者として、4月中旬にワシントンDCに到着しました。

 

到着直後は何かとバタバタしていたのですが、

数週間が経ち、ようやくこちらでの生活にも慣れてきました。

これから随時ブログを更新していこうと思います。

よろしくお願いいたします。

 

さて、こちらに到着してはじめに感じたことは、

「暖かい!」ということです。

 

実はワシントンDCに駐在するのは初めてではなく、

2015年にも約1ヶ月ほど駐在したことがあります。

ただ、そのときは2月で、記録的寒波のために凍えるような日々が続き、

外を数十mほど歩くのにも心の準備が必要なほどでした。

(辛い記憶です。。)

 

そのため、私の中ではDCは寒い所というイメージだったのですが、

今回は到着した日に既に30度近くまで気温が上昇して、

そこら中を半袖半パンの人たちが歩いており、全く違う街のようでした。

 

その日はたまたま暖かい日だったようで、

その後は日々寒くなったり暑くなったりもしていますが、

おおむね過ごし易い日が続いています。

 

写真は、そんな天気の良い日に国立動物園に行ったときのものです。

 

国立動物園もスミソニアン博物館の一部のため、何と入場無料です。

駐在先の事務所の弁護士には、

めちゃくちゃ混んでただろう!と言われましたが、

日本と比べればそれほどでもなく、ゆっくりと見て回れました。

 

流石に人気のパンダの前には人だかりができていましたが、それでも、

おいしそうに笹を食べ続ける姿を十分に楽しむことができました。

 

| 日常 | 03:08 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
駐在生活の最後に・・・

熊谷です。

 

ワシントンDCもすっかり春の装いとなり、日によっては半袖でも暑いくらいです。そして早いもので、私のDC駐在生活も最終日となりました。駐在先の事務所の方々をはじめ、セミナーやイベントにご招待いただきました皆様、駐在仲間の皆様、3か月という短い間でしたが今までありがとうございました。

さて、DCでは桜祭りが佳境を迎えております。駐在生活の最後に、DCの桜を眺めながら観光名所を散策してきました。

桜の方は満開を少し過ぎてしまったようですが、お天気もよく、Washington Monument周辺には多くの観光客が桜を楽しんでいました。

Tidal Basinの桜は圧巻です。

リンカーン記念館まで歩きました。リンカーンの視線の先には・・・

Washington Monumentと国会議事堂があります。この辺りは街並みが本当にきれいです。

 

来週から日本での通常業務に戻りますが、駐在中に得た経験を活かして今後の業務に役立てていければと思っております。

| 日常 | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
Library of Congress

熊谷です。

 

3月も終盤となり、ワシントンDCもようやく春らしい気候になってきました。街中の桜も咲き始めています。

桜祭りも開催されることもあり、この時期のワシントンDCは、一年のうちで観光客が最も多く集まる季節だそうです。

DC市内を散歩するにはよい季節となりました。

 

さて、DC市内を散歩していると、そこはさすがアメリカの首都、多くのクラシックな建築物を見ることができます。今回は、世界一のコレクション数を誇る議会図書館(Library of Congress)の見学ツアーに参加しました。

図書館とは思えないクラシカルな外観です。場所はキャピトルヒルにあり、国会議事堂や最高裁判所の近くです。

中に入ると、、、

これまた図書館とは思えない、荘厳な内装です。実際ここには、書籍だけでなく、写真、楽器、地図、マイクロフィルムなど様々なものがコレクションされており、さながら博物館といったところです。

 

写真は載せられませんでしたが、閲覧室の雰囲気も圧巻でした。このような雰囲気で読書などをしたら調べものもはかどるのでしょうか?見学ツアーではなく、実際に図書館を利用してみたいと思ったのでした。

| 日常 | 06:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
アメリカンスポーツ!

ワシントンDC駐在中の熊谷です。

 

本日3月10日(日)からアメリカでは、デイライト・セービング・タイム(夏時間)が実施されています。これは、時計の針を1時間早めて生活する政策で、11月第1日曜まで実施されます。この間、日本からの時差はー13時間になります。

私も今朝は、自分の腕時計やアパートにある家電などの時計を1時間進める作業から始まりました。

夏時間が始まったといっても、気候は冬。まだまだ寒い日が続いています。

 

さて、アメリカといえばスポーツ大国。現地の弁護士との会話でも、ほぼ必ずといっていいほどスポーツの話題が出てきます。ウィンターシーズンのスポーツといえば、アイスホッケー(NHL)とバスケットボール(NBA)。お世話になっている事務所のスタッフにご招待いただき、観に行って来ました!


こちらは、NBAの試合前の国歌斉唱。圧倒的に地元ワシントン・ウィザーズのファンで埋まっています。壮観です。

 

そしてこちらがNHLの国歌斉唱。特にアイスホッケーは、地元DCのチームであるワシントン・キャピタルズが強豪ということもあり、試合会場ではお客さんもかなりヒートアップしていました。

 

ところでこのNBAとNHL、どちらも同じキャピタル・ワン・アリーナという会場で試合が行われます。時には同じ日にNBAとNHLの両方の試合が行われることもあるということで、会場のセッティングはかなり大変そうですね。

 

3月の下旬からベースボールのシーズンが始まることもあり、これからの季節、弁護士とスポーツの話題でますます盛り上がりそうです。

| スポーツ | 06:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ワシントンDC到着!

はじめまして。1月下旬からワシントンDCに駐在中の熊谷です。

初めての渡米ということでバタバタした日々が続いていましたが、ようやく少し落ち着いてきたように思います。

これから3か月の駐在期間中、何回かブログを更新してまいりますのでよろしくお願いします。

 

さて、私がお世話になっている法律事務所は、ワシントンDCの中心部、ホワイトハウスからも程近い落ち着いた場所にあります。

事務所の方々はみなさんフレンドリーで、とても親切です。

駐在初日は、事務所の方に一通り所内ツアーをしていただき、OA機器等の説明をしていただきました。


 

そしてこちらが自分専用のオフィス。毎日快適に仕事をすることができます。

 

その後、歓迎ランチにご招待していただきました。

 

皆様はクラブケーキという食べ物をご存知でしょうか?

カニのほぐし身をハンバーグのように丸めて焼いたもので、ワシントンDCの名物とのこと。

DCに来たらほぼどこのレストランでも提供しており、お店ごとにかなり特色が違うそうです。

まずはこれを食べないと!ということで、初挑戦です。

こちらが、クラブケーキ。うん。かなり美味しい。

アメリカというと、ステーキ、ホットドックなどお肉料理を想像しますが、ワシントンDCは意外にも海の幸が美味しいようです。


こちらは別の日のランチでいただいたロブスターのドック。こちらもかなり美味しい。

 

DCには美味しいものがたくさんあるということなので、これからの生活が楽しみです。

 

| 渡米 | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
政府シャットダウン、その2

政府シャットダウンに関しましてはその後いろいろありまして、米国時間1月24日にはUSPTOから下記のようなアナウンスがありました。

 

参照リンク:https://www.uspto.gov/uspto-operating-status

 

要は、特許は2月の第2週目以降、商標は4月中旬以降に業務停止の可能性がある、とのことで、このアナウンスが出た日、多くのUS実務者は少なからず動揺していたでしょう。

下記の記事にも書きましたが、USPTOは出願人等からの手数料を収入源として数か月程は自力で回せる程度の資金力を有していると言われていますが、問題は、いくら資金を持っていても上部機関からの承認がなければその予算を使えない仕組みになっており、政府シャットダウンによりその承認がおりなければ、既に確保している資金であっても使えず、最終的には仕方なく業務を停止するしかないことになってしまうことから、上記アナウンスが出たものと思われます。

 

それが一転し、その翌日には、トランプ大統領が政府シャットダウンを3週間限定で一旦解消する旨を発表し、それをもってUSPTOは下記のように再びアナウンスを出し、これが現在の最新状態となります。

 

 

すなわち、現状を含め、去年12月22日に政府シャットダウンが始まって以来、USPTOは一度も業務停止にならず、正常業務を続けてきています。

 

一方、今回の政府シャットダウン解除は3週間に限られるものであるため、再び政府シャットダウンが起きる可能性も残っていますが、この3週間の間、USPTOは上部機関から予算執行の承認を得て、その後も正常業務を続けられることを心から祈っております。

 

ところで、USPTOが今後万が一業務停止状態になったとしても、新規出願等は引き続き受け付け、電子ファイリングシステムも稼働する見込みのようなので、期限が延長されたりすることはなさそうですので、この辺はくれぐれもご注意ください。

 

| 特許 | 04:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
政府シャットダウン

政府がシャッターを下ろすなんて、日本では考えにくいですが、アメリカでは最近頻繁に政府シャットダウンが起きていますね。

政府シャットダウンは予算に関する与野党間の合議が得られなかった場合に起き、軍隊、警察、消防など国民の生命に直結する必須サービス以外は、一時的に政府の業務が停止されます。

 

今回は米国とメキシコの間の壁建設費用を巡って民主党と共和党間の合意が得られず、政府シャットダウンが起きており、この記事を書いている米国時間26日の時点でシャットダウン5日目になっています。

12月22日から始まった今回のシャットダウンは、実は初日が土曜日で、その後は日曜日、クリスマスイブ、クリスマスといった4連休だったので、実際にそれほど影響はなかったのですが、26日の今日はシャットダウンの後の初めての平日で、あちらこちらで少しずつ影響が出ているようです。

例えば、ゴミを片付ける方の業務が停止されているので、ワシントンDCの観光地にはゴミが山盛りになっている所があるとのニュースもありました。

 

ところで、USPTOは、国民の生命に直結する部門ではないですが、最近の政府シャットダウン時に一度も業務停止になったことがありません。

その理由は、USPTOは、上の機関からの予算がなくても数か月ほどは自力で回せるほどの資金力を常に維持しており、政府予算にかかわらず、自力で審査官等の職員に給料を払えるからです。

 

下記はUSPTOホームページの抜粋であり、各タイミングでの特許に関する庁料金を示しています。

米国での特許出願件数が年間60万件ほどであることを考えると、かなりの金額になることがすぐに予想できます。

 

 

 

 

 

 

図の文字や数字が見えない場合には、こちらをどうぞ。

https://www.uspto.gov/learning-and-resources/fees-and-payment/uspto-fee-schedule

 

| 特許 | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ビルの年末デコレーション

日本もそうかと思いますが、アメリカでは年末になると、皆さん競うようにビルのデコレーションに頑張っています。

 

先日はIPRの口述審理があったのでUSPTOに行ってみたら、USPTOの本館にはこのように素敵なクリスマスツリーがありました。

写真ではうまく伝わらないかもしれませんが、USPTO本館ビルの3〜4階ぐらいの高さに相当するとても大きいクリスマスツリーです。ツリー全体を一気に通せるドアはきっとなさそうな気がするので、ツリーが立っている場所で下から作り上げたのですかね。であれば、すごい作業だったような気がします。

 

こちらは、規模は全然違いますが、創英ワシントンDCオフィスが入っているビルのロビーにあるデコレーションです。

 

2〜3メートルぐらいの、逆に現実的で人間味のあるサイズのように思います。ツリーの下にある多数のプレゼント箱には何か入っているのですかね?

 

そういえば、今年もあっという間に12月末になりました。1年を頑張って走ってきた皆様、大変お疲れ様でした。来年も引き続き健康で楽しい1年をお過ごしください!

 

| 日常 | 07:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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